ペーパーマン（PaperMan）のレビュー・評価

プレイ期間＝1年弱、時々INする程度
感想＝キャラクターが紙である為、様々な特徴があります。
FPSとしては珍しくライトな感じを受けますね。


まずゲームシステムから。
前述の通りキャラクターが紙で出来ている為、横を向くとヒットボックスが極端に狭くなります。
そしてキャラクターにより身長がかなり違うので、HSラインが定まっておりません。
移動速度もかなり速く、総じて攻撃が当てづらい傾向にあります。
また敵が硬く、AK-47でもHSを2〜3発入れないと沈みません。
その為しっかりとAIMしないと、弾がすぐ無くなってしまいます。

また、このゲームにはアイテムというものがあります。
HP回復、投擲武器補充、残弾減らない、一定時間無敵など、様々な物があります。
これを拾った際、アイテム効果とは別に１マガジン分の弾薬が補充されます。
ですので積極的に拾えば弾切れは解決できます。

代わりに頭、胸、腰の三つが急所として設定されており、胴撃ちで急所にラッキーヒットする事も多々あります。

また、アバターにはスキルというものが付随しています。
これは移動速度、リロード速度、HP、防御力、リコイル減少の五つの効果があります。
これによりキャラ性能に大分個性が出ますが、武器の価格がインフレしていてゲームマネーが溜まりにくいので初心者の方は無課金では厳しいかもしれません。


次に武器についてです。
これには個人差があると思いますが、私は他のゲームよりARが少々弱い印象を受けました。
理由としては、SMGの有効射程外からの撃ち合いが少ないこと、敵が硬いため中遠距離でスナに勝つのが難しいこと、タップ撃ちの精度が微妙な事、等があります。
逆にSMG、SGは中々強いです。
やはり敵が硬く攻撃が当たりにくい為、弾をばら撒く形での戦闘が有効な場合が多いです。
また全体的に重量が軽いので、移動速度が結構変わります。
SGに関しては、ペーパーマンはキャラクターのジャンプ力が高いので、バッタのように跳ねながら撃つと生存率がぐんと上がります。
ただ着地点を狙われるので、相手がスナの場合は危ないかもしれません。
しかし、前述の通り武器の価格がインフレ気味なので、無課金では厳しいものがあります。


最後に総評です。
やはりFPSというのはやった事の無い人からしたら敬遠しがちです。
その為新規のユーザーを獲得しにくいジャンルでもあります。
そんな中、ペーパーマンは可愛らしいキャラクターやアバター等のアイテムもあり、戦術的な難易度も低めで、ライトユーザーでも楽しめる物に仕上がっていると思います。
逆に撃ち合いはかなり難しいので、今までのFPSに飽きた人も面白いと思います。
ですので、ここからFPSの面白さを知ってもらえれば嬉しいと思います。

一言で言うと、パンピーの皆様をを血生臭いオッサンの戦いへヨウコソする為の釣り餌です。