鋼鉄戦記C21のレビュー・評価

プレイ期間＝
感想＝プレイ期間＝
感想＝プレイ期間＝オープンβ開始以降
感想＝（2006年3月当時）
MMORPGというジャンルに分類されてはいるが、実質は「3Dメカメイキングアクション」といった色が強い。
マウスクリックで攻撃、というようなワンパターンな戦闘方式ではなく、攻撃（射撃）・機体挙動といったゲーム内の行動が全てプレイヤーの直感的操作に依存するため、アクションやシューティングに不慣れ、もしくは苦手とするプレイヤーには少々ハードルが高く感じられるかもしれない。
基本的なシステムのイメージとしては、プレイステーションで発売されているゲーム「アーマード・コア」や、同じオンラインゲームで言えば「JUNKMETAL」に近いものと考えてくれれば差し支えは無いだろう。
普通のオンラインゲームに飽きた方や、自分の腕を頼って直感的にゲームを楽しみたい方にはお勧めできる。

ユーザーの意思を無碍にする杜撰すぎる管理運営、的外れなアップデートの数々、不便なチャット、稚拙なプログラムミスのオンパレードと、ベータ時代からサービス開始直後にかけてテスターのモチベーションをみるみる下げて評価を落としていた本作だったが･･･

＝2006/11/10　評価訂正＝（3→6に修正）
・ログイン時間の延長（AM10：00〜翌6：00）、搭乗メカ及びパーツ数も大幅に増加した上、部位を指定しての武器・パーツ購入も可能になり、良い意味で進歩を見せ始めてきた。

過疎状態に突入したこともあったためサーバーの数は減少（恐らく以前の悪運営による影響）しているが、マップ間のロード時間の短縮やサーバーの更なる安定化（まだ少々の不安はあるが）、オプション項目の実装など、基礎的な部分での修正・改善にも徐々にではあるが手を入れてきている。

未だマップに陥没バグがあったり、課金パーツ及び武器に対する性能の偏りが大きいのが何とも残念ではあるが･･･それは今後の修正に期待したい。

スキン作成も再び盛り上がりを見せてきており、これまで今一歩感が強かった本作もようやく「正式サービスゲーム」らしい姿になってきた。

今まで二の足を踏んでいた方や、ベータ時代に苦汁を舐めさせられ引退してしまったプレイヤー達にお勧めしたい。
良作とまでは行かないが、ベータ経験者として「基本無料ながらやっと遊べる作品が生まれたな」と感じられるゲームになったように思う。