モンスターハンターフロンティアGのレビュー・評価

プレイ期間＝１ヶ月（ハンターライフ課金）　現在HR42
感想＝目指していた装備を揃えたら、途端に飽きた

プレイ当初は『3人の仲間と協同クエスト』という新鮮な環境に夢中でプレイしましたが、HR20前後辺りでPTプレイへの熱中が醒めました。
無意識に『次に繋げないと』という考えが働いたのか、オン独自のモンスターを狩りたいと思い出し、ひたすらにHR上げ。
同時に猟団のメンバーの装備を見せてもらっている内、『実用的な装備を取り揃えたい』という考えも湧いていたので、それも同時進行。
気付けばレウス一式をLv7まで強化、HR上位。
シェンガレオン・エスピナス・ヴォルガノス・ヒプノックと狩猟しましたが、MHFを始めたばかりの頃の爽快感は得られず。
ばかりか、新しいモンスターを狩るたびにどんどんプレイをつまらなく感じていく自分がありました。
チャットで気分を盛り上げ、恐らくは惰性でプレイしているであろう猟団の方々とも何とかプレイを楽しもうとしましたが、狩猟の目的はモンスターとの対決でなく素材集め、となってしまった自分の考えを作り直すことはできず、熱意は醒めていく一方。
まだまだラージャンやミラボレアスなどのオン限定モンスターとは一度も戦っていませんが、それも既にyoutubeなどの動画サイトで姿形などは見知ってしまいましたし、課金してまで戦ってみたいとも思いません。

猟団の方々（主にHR100以上の強豪メンバー達）がよく「次の目的探さなきゃな〜」とぼやいていたのですが、その発言にMHFというゲームの実態が表れていると思うのですが、いかがでしょうか。

まったりや雑談チャットが好きな方、といってもそういう人に関しては恐らくMHFに限らずどんなゲームでも楽しめるであろうので不問。
MHの宣伝文句通り、巨大モンスターをハントする爽快感、緊迫感を楽しみたいという方。
無料期間・オフだけでも存分にソレが味わえるので、そこで終えておくことをオススメします。


以下、見やすいように長短所を箇条書き。
（長所はそのまま短所の裏返しとなるので、実際には短所まとめ）
◆長所
*ボスクラスのモンスターと遭遇した際のBGMが良い
*オフから新たに追加された装備が大量にある
*仲間と共に協同でクエストに挑むことができ、50分という時にはだるく感じる長丁場もチャットで乗り切れる
*新しいモンスターと戦える新鮮さ

◇短所
*そもそもがボスクラスのモンスターを討伐する趣旨のゲームなので、BGMなどすぐに聞き開き、WMPが台等する
*強化しても見た目には色・説明文が、内容は攻撃力や付加さらたものの値が変わるだけ。数値上の変化は大きいもののプレイする上での爽快感に繋がることは稀であり、豊富なバリエーションがあるにも関わらず没個性という開発側のその場凌ぎ感まで邪推されてしまう実態（扱う武器の系統そのものを変えたほうがまだ楽しめる）
*仲間といっても、1人で殴っていたのが4人でタコ殴りになっただけ。ボウガンの回復も代わりとなる粉塵があるので、あるに越した事はないという程度で特に求められることも、率先してやるガンナーも余りいない。それぞれが意欲的にPTを楽しもうとしなければ、協同している感覚は希薄になる
*新しいモンスターと戦えるHRになる頃には、既にMHFをプレイする意義が見出しへと摩り替わっていたのでこれといった感慨もなし
*色違い、行動パターンが1つ2つ変えられただけ、攻撃力を上げただけのモンスター達。鬱陶しい雑魚を増やしただけの上位マップ。難易度やバランスの調整が、あまりにもおざなり・考えなしです


次回作もまた、いらない要素を削る・突き詰めるでなく、新要素だの新モンスターを入れるなどの安易で安上がりな開発をする趣旨なんでしょうか。
無印の威を借るのももう限界であることなど開発スタッフはとうに気付いている、と信じるのみです。カプコンのビッグタイトルなので続編なし、ということは無いとは思うのですが・・・