グラナド・エスパダのレビュー・評価

プレイ期間＝ベータから
感想＝札束で殴りあうゲーム。

グラフィックは中程度ですが、汚くはなく十分とも言える。
音楽はオンラインゲームの中でもかなり力を入れてます。オーケストラの生演奏あるレベル。
世界観も中世ヨーロッパで音楽とマッチしています。
システムも同時３キャラ、スキルには攻撃モーションが深く作りこまれてます。
つまり、一つひとつの材料は至極高級品とも言えます。

が残念な所は豊富にあります。
・攻撃速度はカンスト前提、流れるように切る短剣も早すぎて見えません。
レイド等はもう敵がエフェクトで埋もれ互いに何してるかわからず。
以前まではガチムチキャラが両手で一回振り回すのがやっと…という武器を
もやし体型の新キャラが片手で4回振り回すご時世。
キャラクターが多いのが売りなのですが、新キャラは圧倒的な強さを持って登場します。(ダメージがそのままの意味で桁違いです)
・バフPOT自分復活アイテム等のバラマキ。これにより回復・バフ職は実質お役御免。
レイド、普通のMMOではタンク、火力、ヒーラー等役割が分かれてますが
このゲームはタンク、火力、ホル(ボスを無抵抗にさせるデバフ)で構成されます
タンクはずっと範囲挑発してるだけ、火力はずっと無抵抗のボスを殴るだけ。
ワンキルされるので自己復活アイテムでゾンビするだけ。攻撃はエフェクトに埋もれ何をしてるかわからない。

PVPは札束で殴りあうゲームとなっております。札束用意出来ない貧民層は攻撃を当てる事すらできずワンキルのスコア稼ぎにされます。

大量の札束を用意できるものは、周囲から注目され大変おもしろいゲームとなるでしょう。逆に半端な額しか持たぬものは養分となります。


ただ、ここ最近金銭面は緩和されてきています。課金アイテムが通常プレイで入手できます。（但し要求数が大幅に増え、廃との差はむしろ広がった）