グラナド・エスパダのレビュー・評価

プレイ期間＝4年ほど

本ゲーム「グラナド・エスパダ」の「現在」の日本運営はわかりやすく言うと

「ArcheAge」の日本運営を何倍も酷くしたもの

です。


具体的に何をやったかというと

1.MOB全般の能力の大幅強化
2.新規仕様の「日本独自の未実装」
3.ドロップアイテムの削除、下方修正
4･ローカライズが手抜き
5.課金に絡まない不具合放置

等があります。



これらの所業は、2014年にこのゲームの「現在」のプロデューサーである人物が就任してから始まりました。

あまりに苦情が多かったのか2015年7月のニコニコ生放送のイベント時、そのプロデューサーは謝罪し、反省として髪の毛を金髪に染めました。

しかし2015年11月現在、上記の改悪部分はほぼ全て改善されていません。
放置している現状を見ると、直す気が無いとしか思えません。
そもそも金髪にしただけで失敗の反省としているあたりお察しですね。




改悪に関しては、日本独自仕様でプレイヤー側が強くなったから敵の能力強化は妥当、システムの未実装はバランス上妥当と主張する人がいます。

しかし、プレイヤー側が「5」強化されたら、敵は「20」強化されるようなものが妥当でしょうか？
新システムも、プレイヤーの装備基準を統一して、プレイヤーの装備強化の負担を減らすための措置なのですが、それをしないのが妥当なのでしょうか？

装備強化は、新システムの下では6強化が基準になりますが、未実装の日本では、10強化が基準です、当然強化の数値が上になるほど、成功確率が下がります、グラナドの場合、強化数値が1上がるたびに成功確率が2分の1づつ下がっていきます。
しかも、強化は基本的に課金アイテムが絡みます。負担が大きいのです。



こういった改悪を行う理由は、運営側が課金収入を得るためです。

ハンビットの運営する「グラナド」以外の3つのゲームは、残念なことに過疎で儲かってはいません。
その影響か、官報によると2013年の決算は赤字でした。

2014年になると、改悪を行い、バランスを歪め、課金イベント(ガチャ)を乱発、商品にレアアイテムを入れるやり方を始めると、2014年の決算は黒字になりました。
ガチャを回すプレイヤーは簡単に強くなれるのでどんどんガチャを回します。
その代償として、バランスの改悪、課金しないとまともにプレイできない状況にうんざりした「多くのプレイヤー」が去りました。

そして2015年現在、未だにこの傾向は続いています。変える気も無いようです。

最近では、3万円回せばトップレアが必ず当たる仕様も始めました。

なぜなら経営的には儲かっているので、やり方を変える理由はありません。


結論

今後もこの改悪傾向は続くでしょう。
課金収入が必要なので改悪の方針を変えることは無い。

プロデューサーが反省したと言いつつ改悪している現状を見れば、それは明らかです。

数年は続くとしているのは、赤字だった会社が黒字になるほどの収入源を、終わらせないだろうという私の想像からそうしました。

新規でやる価値は間違いなくありません。
復帰者も1年以上やっていないならついて行けません。

どちらの場合でもこのゲームをやるのは時間と金の無駄です。