アラド戦記のレビュー・評価

プレイ期間＝6年
感想＝パチスロゲー

だんだん課金アイテムのランダム要素がえぐくなってきて、
数万単位の課金をしないと当たりアイテムが入手できないほどになった。
最近のオンラインゲームによくある、ガチャゲー化である。
多額の課金をしたところで、運が悪いとそれでも入手できないなんてこともある。

昔はダンジョンや露店（競売）で入手した武器をがんばって強化して
エンドコンテンツである異界に通うというゲームだったが、
現在はアントンという新ダンジョンがエンドコンテンツとして実装し、
20人で通うアントンレイドでは、低課金者は来るなと言わんばかりの難易度と空気。
重課金で状を買って、
そこからヘルダンジョンで当たりエピックを引いた人がいける
ダンジョンとなっている。

※限られた一部の職業は異界の装備を完璧にするだけでいくこともできる
　（恐らく3ヶ月はかかる）

アントンレイドより敷居の低いアントン（一般）は
ほとんどうまみがない。

アラド人口は3年前の約10分の1程度ぐらいだと思われる。
3年前のディレジエ＝現在のカイン　ぐらい。
競売の流通が人口の減少を物語っている。

コンテンツ消耗速度がかなりはやいアクションゲームだからこそ、
飽きさせないためのダンジョン追加や新コンテンツ実装が必要なのだが、
ダンジョン追加などの実装があまりにも遅すぎる上に、
課金コンテンツの性能と博打要素だけがうなぎのぼりである。

今のアラドは一言でいえば、
金を払って当たりを引けるかどうかの「パチスロゲー」と何も変わりない。

とはいえ、2Dアクションゲームとしての完成度は高く、
キャラ性能と廃な人たちとの接触を考えなければ、十分新規でも遊べるゲームである。