アラド戦記のレビュー・評価

プレイ期間＝1年半
感想＝ゲーム自体は◎。他がなぁ･･･

みんな言ってるけど、グラフィック的にはレトロ感漂う２Ｄモノ。スーファミっぽいってのも、３ＤポリゴンばきばきのＭＭＯばっかやってきた自分にはなんか新鮮で未だに飽きが来ない。個別ダンジョンで安定して狩りできるのも○。狩りではスキルの派手なエフェクトもあって独特の爽快感が味わえる。

各職には明確な特徴があり、合う合わないはともかく全職一通りやってみたくなる。またアップデートの度にいくつかの職に改変が加えられ、時期によって強職が入れ替わるのもおもしろい。休止していた人がアプデのタイミングで再開することも多いようだ。

「疲労度」があり、ダンジョンで１部屋入るごとに１消費する。毎日6:00にリセットされ、最大値の１５６に戻る。決闘は疲労度０でも可能。

対人戦は「決闘」として決闘専用のチャネルで行われる。１：１から最大４：４。チーム戦・勝ち抜き・バトルロイヤルなどの形式がある。級→段→至尊とランクが上がる。レベル差があっても決闘チャネルでは能力値が補正されるため、相性にもよるが一方的に凹られることは、まぁ･･･無い。装備の質とプレイヤースキルが重要となる。

個人的には装備強化がおもしろい。一定以上強化するとその武器や防具が失われるリスクがあるが、「過剰」と呼ばれるレベル（一般的には+11以上のことらしい）まで強化すると、段違いの攻撃力や防御力が得られ、また高価で販売できるため、強化に挑むものは後を絶たない。「強化破産」という言葉があるように、一種のギャンブルと思ってもいいかもしれない。

一時期ＢＯＴ・ＲＭＴのおかげで凄まじいインフレだったが、一斉ＢＡＮのおかげか相場はまぁまぁ落ち着いている。が、それに伴う冤罪ＢＡＮも多発したようだ。他のオンラインゲーの例に漏れずチーターもいる。

運営の質は悪い。韓国産のゲームだが、日本語化がちゃんとできていない。至る所に妙な表現や誤字があり、イライラさせられる。ある程度の規模のアップデート後にはほぼ必ずバグが残り、緊急メンテナンスが行われる。また放置されているバグもある。日数限定の課金アイテムが存在するにもかかわらず、長時間の緊急メンテ後にも十分な補償が行われているとは言えない。上記のインフレへの対応も時間がかかった。課金アイテム自体も高い。

プレイヤーには厨が多い。