ローズオンラインのレビュー・評価

プレイ期間＝
感想＝プレイ期間＝2〜3日、そして空白2年、そしてまた2〜3日。
感想＝
・最近の物はすべからく、ありきたりな1本筋でつまらない。
・ハイブリッド課金好きな運営会社が「駄」

最近、MMO「RPG」を謳っているオンラインゲームは数多くあるが、
どれもこれも自由度を宣伝文句にしながら、
進行させるクエストは同じ、職業なんて飾りor完全なジャンケン方式、
装備品は強度のLv縛り&ステ縛りで、王道装備はほぼ決定項。
プレイヤースキルの性能差なんざ、毛程もありゃしませんし。

どんな職業をプレイしても、そのプレイスタイルも、
やる事も、やらなければならない事も変わらない。
「MMO型3Dフルポリゴン版さんまの名探偵」とでも言えば宜しいか。
3Dを使用したMMO-ADVといった評価ですな。

「モンスター狩りに楽しみを見出せない」
「つまり、このゲームにおいてMMOである意味は、
　MMOである事のみ楽しむ事にあり」

一般的なモンスター狩りを行うコンピューターRPGにおいて
不特定多数のユーザーが参加するMMOである事の「利点」が、
そのゲームの面白さ要素の全てを担当しなければならないのがおかしい話で。

過去、相応数のMMOを経験した身から結論付ければ、
「一人で遊んでも楽しいと思える基幹にMMOでの味付け」がベストだと思うが
レミングスの集団自殺の様に皆が皆、全く同じ過程を通らねばならない様は、
既にゲームではなく、周囲の人間に対する競争意識と繰り返される作業かと。

そういう意味での「悪い見本」として挙げるならば、
「KnightOnline」「CABAL Online」
「ルーセントハート」「LUNA」等が類似した物だろう。

単にネットを使用したRPGの中で「良作」として評価出来る物は、
「DIABLO(HELL,2を含む)」「RagnarokOnline」「Master of EPIC」
…等が、MMOとは独立した概念、単体のゲームとしても優秀であった。
「マビノギ」は佳作。

さて「RoseOnline」は、公開された時よりシステムの改悪も著しく、
過疎化が進み「MMO」である事の楽しみすら無くなっているのが現状である。

更に、悪しき点を付け加えるならば。
ガンホー自体が「ハイブリッド課金に目覚めた」時点で…
ハイブリッド課金が採用されているゲーム全ては既に終わっていると思う。

元々課金アイテムは散々書かれている通りであるが…。
数を揃えるには非常に高額である。
(1pt=10円、もっとも安い「ガチャ」ですら最低600pt=約600円である）

ちなみにRose公開当初には相応に高評価だったグラフィック評価でさえ、
経年してしまえば、そこそこの出来程度の同人ソフト級のグラフィックである。

グラフィック自体は、良くも悪くも並だと客観的に評価するが、
その割には「質に対しての3Dエンジンの出来」も宜しくない様で、
mobが多数沸く地域でのフレームレート低下はキツかったのは非常に印象に残っている。
その上で激しく過疎化しているので、サーバの動作的、オブジェクトの総数的にも軽いはずなのであるが…相対評価としては最悪の部類である。

「追」
誤植や変な翻訳は既にネトゲユーザーには慣れたものだろうが、
開発が完全に完了しているであろう「冒険の初期クエスト」に至るまで
日本語がおかしい、日本語として成立していないテキストが多すぎる…。