ディアブロ�Uのレビュー・評価

プレイ期間＝
感想＝無料オンラインゲームが広まる現在からしてみれば、大したことではないのかもしれないが、当時としては画期的なシステム。しかも、10年を過ぎた現在でも、Battle.netは生きており、現在もプレイ可能。

それから3年後、『Diablo2（ディアブロ2）』が米国で発売、数日遅れで日本語マニュアルをつけたもの発売、それから3ヵ月後にカプコンから日本語化されたものが登場。ところが、発売日に出荷されたものにはプレス不良が多く交換騒ぎ、さらに、和訳に失敗したというか、わけのわからない翻訳が多く、英語版を購入する人も。
　
世界的に大ヒットしたディアブロは、日本語版の不幸続きにより、大きくつまづき、また、海外ゲームが今ほど認知されていなかったこともあり、一部のマニア向け程度で終わった。
　
しかし、このディアブロ2は、現在も愛好者が多く、いまだにプレイされているという。その理由は、マップのランダム生成、無制限とも言われるほどの豊富なアイテムが、一度クリアしたユーザーがもっと強くなるのではないかとまたプレイしてしまう。
　
アイテムが無制限というのは、魔法が基本的にランダムでアイテムに付加されるため、その組み合わせにより、その特性が爆発的に増えることになる。
　
その他、5つの職業があり、その職業限定のアイテムが存在したり、仲間と一緒にプレイすることもできるなど、世界各国のユーザーから高く評価されているだけのことはある。人によっては中毒性が高いとまでいわれる。
　
個人的にも、ゲームは日本のお家芸と思っているが、このディアブロ2に関しては、感動するストーリーというわけではないが、純粋にゲーム性ではやはりスゴイものがある。

ゲームとしてのテンポの良さ、スピード感があり、また、渋く、重い雰囲気でありながら、強さを実感する派手な演出。成長が感じられるからこそ、続けてしまうのかもしれない。

ただ、これだけ長く遊べてしまうというのは、メーカーにとっては良し悪しなのかもしれないが。