ロストアルカディアのレビュー・評価

プレイ期間＝4日
感想＝正式後半年以内にサービス終了になるでしょう

初期のUOを目指したい、そんなコンセプトで開発を進めているのをゲーム内から多々感じます。

しかしながら何故大御所であるUOですらTとFに世界をわけるという苦渋の決断をしたのか全く分かってないように思えます。
あの当時は競合相手も極めて少なかったですがそれでもUOは苦渋の決断をしました。
それをごくはしょって言えば商業的なもの、そして多数派の意見を優先させたわけです。

UOはあの広大なMAPと膨大なコンテンツ、そして奇跡的なゲームバランスがあったからこそスリルのあるPKの世界成り立っていたわけですが、このゲームにはそんなものは全くないように感じました。
むしろそれとは対極の最悪に近い。

まとめて数種類使えば別次元の強さ…超人になれる『課金』消耗品アイテム。
（これでゲームバランスのすべてが破壊しつくされる、あまりにも商業的、傲慢でバカなやり方、ゲームというそのものを開発者は根本的に否定してるとしか思えない）
全くペナルティらしいペナルティがないPKシステム。
どんな手を使ってでもPKされたほうは有無を言わさず装備含むアイテム欄からのドロップ、持っている金額に応じたドロップ。
あまりにもうすっぺらいゲーム内容、コンテンツ量。

こんなゲームに今の時代普通のユーザーがついてきてくれると思いますか？
答えは明らかでしょう。
少なくとも開発者の自慰ゲームでしかないと私は感じました。

今はすこしでも不満な点があれば即ユーザーは容赦なく他の新作ゲームへと何の未練も無く移動していきます。
そして同時期にでるタルタロスやルシエルブルーも不作と呼ばれた
今年度ゲームの中で前評判＆クローズβでの評価は非常に高いです。
「一般人」はみなこちらに流れるでしょう。

今一度MMOとは何か？エンターテイメントとは何か？日本人が好むMMOとは何か？
を開発人は見つめなおしては如何でしょう？
こんな『理不尽』しかないゲーム半年持ちませんよ。

大金をつぎこんででも「理不尽」を一般人に押し付けて優越感に浸りたい
悪意の塊みたいなごくわずかな人には名作になるかもしれませんが。