ウルティマオンライン（UO)のレビュー・評価

プレイ期間＝LBR〜AOS（休み休みで5年くらい）
感想＝
いいところ：
とにかく自由。
グラフィックが丁寧でレトロ。
Stonesをはじめ、BGMがとても良い。
ランタン、飲物、ドア、箱など無駄に効果音が良くて芸細。

わるいところ：
自由すぎて、ゲーム側にレールを敷いてもらわないと遊べないプレイヤーには無理。
コミュニケーション能力の低いプレイヤーも楽しめない。
スーパーファミコン世代には受けが良いレトロなグラフィックも
昨今のゲームのグラフィックに慣れたプレイヤーにはチープに感じる。


ベタに扇動戦士からはじめ、お金を稼ぐためにテイマーになり
お金を貯めて家を建てられてから生産をして店を構え、内装にハマり、
気が付けばDuelからPVPにハマり、派閥、Guild War、そしてPKer。
最終的に大道芸人になって引退。
これ以上ないくらい、しゃぶりつくして遊んだと思う。

北の鍛冶屋に修理をお願いに行って銘入りのセットを作ってもらったり
馬を20頭くらい並べてブリ銀行前で行商して完売させたり
ダンジョン最深部に荷馬を連れて行って
テーブルとランタンを置いてPotを行商したのも良い思い出。
通りすがりの狩り中のプレイヤーがPotを買ってくれたり
商品入りの荷馬が敵に殺されそうになるのを助けてくれたり。
銀行前で突発的に「古代竜に会いに行こう」と直ゲートが開いて
やっぱり全滅して幽霊ばっかりになってそれでもみんな笑ってたり。
海外のプレイヤーとお互いたどたどしい英語で会話したり。

今のレベリング作業ゲーにはない、楽しさがあった。
効率を求めて殺伐としてないし、キャラの成長以上に
コミュニケーションを楽しむ人たちが多かったと思う。

その一端を担っていたのは、丁寧な作りこみ。
酒を飲みすぎたらまともに歩けず嘔吐もする。（モーションのみ）
本当に、良い意味でのバカゲーと思う。
UO以降色々なゲームをやったけれど、
未だにUOを超えるシステムのタイトルには出会ってない。


ふと思い出して久々に公式を見に行ったら、
元プレイヤー復帰キャンペーンみたいなのをやってる。
今でも、楽しかったあの世界は残ってるんだろうか。
ブログ等を見る限り、一部の知り合いはマイペースに元気そうだけど…。