TERAのレビュー・評価

プレイ期間＝OBT

グラフィックは文句なしに美麗で、それ以上にキャラデザインもかなり好感触。世界観というか、MAPを巡って旅する臨場感もあった。自分がこれを感じたのは他MMOではアロッズくらい。
ただ高設定にすると自分の環境では猛暑もあってグラボの温度がやばいので、ある程度低くし発熱を抑えてた。
夏にやるにはPCに無知な人は壊してもおかしくないレベル。


ノンタゲの戦闘は自分はウォーリアだったので、職特性上スピード感や爽快感があってよかった。
敵の攻撃を避けるという選択肢があるのは既存MMOの数倍上をいく戦闘の楽しさがある。しかしそれはボス戦のみで、硬い雑魚敵はクリゲと変わらない。
Teraは他MMOと比べて雑魚敵がかなり硬い。ボスは硬くていいけど、雑魚敵は時間がかかるだけで爽快感はまったくないので軟らかくして欲しかった。


月額3000円はちょっと引いた。面白ければそれこそ月々5000円でもやる人がいるだろうが、BOTやRMT業者の数が既に凄い上に3000円を払うに見合った面白さは今の所なかった。


クエスト
ここが窮屈感がありTeraで飽きる最高のマイナスポイントで、海外で評価されない原因になりえるだろう。
なぜなら、海外プレイヤーはゲームなのに自分のやりたい事を縛られるのを嫌うのだ。ドラクエみたいな一本道ゲーは嫌なのだ。


Teraでは初心者島から、〜に行け、〜を何匹倒せばかりで、ずっとプレイヤー側の行動が縛られる。MMOはそうなりがちだが、Teraはその度合いが酷く、これじゃどんなにグラフィックが綺麗でも同じ事を延々やらされると飽きる。自分からやるのはいいがやらされるのは飽きるのだ。

MMOは「クエストの戦闘」しかする事が無いのか？いや、そうじゃないだろう。古いUOやROなんかクエストは殆ど無く、何をするにもプレイヤーの自主性に任せてたはず。言い換えれば自由度が高かった。
ましてMMOは長時間プレイするゲーム。いくら戦闘が楽しくても、戦闘しかやる事がほぼない上に〜を何匹狩ればっかりではｸｿｹﾞと言われてもしょうがない。

まーでもそれは別にMMOに限らず、コンシュマーのRPGでも「RPG＝戦闘とほんのちょっとのストーリー」としか解釈してないゲームは星の数ほどあるのでしょうがないんですが。