ウィザードリィオンライン(Wizardry Online)のレビュー・評価

プレイ期間＝3年

当初から「いつ終わるのか」と言われてきたが、意外としぶとく続いている。
運営は以前「長く続けたい」と言っていたので、あと数年は続くのでは。


【難易度】
かなり高い。3Dに慣れていないときつい。しかしすぐ慣れる。
操作はコントローラーとキーボードの両方可能。
移動はコントローラーが楽。
戦闘はキーボードが早い。通はキーボード。

戦闘は、アタッカー、タンク、ヒーラーなど、役割分担されている。
そのため、それぞれが自分のスキルを上げておくことが重要となる。
といっても中半端な育成のまま生き延びている人も多いので仲間次第。
このゲームは良い仲間に出会えると、下手＋無課金でもクリアできる。

【雰囲気】
ディアブロが3Dになったようなもの。

【親切度】
当初は不親切なゲームだったが、ユーザーの希望を取り入れているのか
どんどん親切になってきた。
最近は移動もポールを使う。
装備も、ユニーク（INT+2など）がついたり、ソケット移植が可能となった。
また、装備品の数値にランダム性が付加されたが、それも秘術で変更可能。
ただし金はそれなりにかかる。（ゲーム内マネー）

【課金度】
高額課金すれば「+10」装備も作れるようになった。
しかし、そのような廃装備を持っている人は一部である。
一般ユーザーはほぼ無課金で装備を作っている人が大半。
無課金に優しいゲーム。
無課金、微課金の多いユニオンに入れればベスト。
間違って廃課金のユニオンに入った場合は退場。

【ソロ性】
以前はソロは強者しか不可能だったが、最近はソロしやすくなった。
ストーリーモードというものがあり、パーティモードより攻略が楽。
ストーリーモードで進めばソロでも十分にクリアできる。

【初期のレベル上げ】
蒼の洞窟に続き、鉱山が実装され、レベル上げが楽になっている。
課金すれば経験値upマントも入手でき、LV50までブーストできる。
このマントはゲーム内マネーでも買うことができる。
（一部の課金アイテムがトレードできるようになった）

【PK】
現在はめったに出会わない。絶滅危惧種。
PK不可鯖（リベラル鯖）もあるので殺されたくない人はそちらへ。
人数はアルバ鯖が一番多い。

【生産性】
生産性はない。戦闘に特化。

【コミュニケーション性】
チャット関連は充実しており、
ウィスパー、パーティチャット、ユニオンチャット、
トークリングチャットなどがある。
スカイプを使っているユニオンもあるので公式から探すこと。
ユニオンルームにカスタマイズ性がない点が個人的には残念。

【プレイヤー年齢層】
基本的に高めで、質は良いほう。
まれに学生もいる。

【PCスペック】
スペックは高いほどよいが型落ち品でも動く。
未確認だが、ノートPCでも動くらしい。
廃プレイしたいなら高スペックが良い。

【悪いところを列挙】
クライアントが不安定で一日一回は落ちる。
メンテナンスのたびに新しい不具合が出現。
基本的なゲームバランスが取れていないので、モードを分けることで強引に解決。
ダンジョンの出口をポールのままにするなど、すぐできることをやらない。
そのわりにユーザーの要望は頻繁に取り入れるので、世界観が安定しない。
戦闘キャラと金稼ぎキャラを別に作らないといけないので面倒。
ある日突然戦士が強くなったり、忍者が弱くなったりする。
中世ヨーロッパなのかスチームパンクなのか分からない謎の世界観を構築。
街の外観に凝りすぎて重いが、建物内部にはほとんど入れないハリボテ。

【良いところを列挙】
たまにGMが出現。まれにイベントもある。
季節ごとのイベントでアバターがもらえる。
廃課金のド下手より無課金のうまい人のほうが光る時がある。
良くも悪くも要望が通りやすい。柔軟に開発されている。
声優がボイスを当ててくれる。

【総評】
自分なりに目標を持って遊ぶとやりがいのあるゲームだと思う。
ただ、ダンジョン実装のあいだが暇になるので休止しやすいゲームではある。