ウィザードリィオンライン(Wizardry Online)のレビュー・評価

プレイ期間＝４ヶ月ほど。SR1１。降偉攻略中でギブアップ。
感想＝一言で言うなら全体が未完成な作業マゾゲー。

まず最初に、これはウィザードリイではないと思います。
名前だけウィザードリイになっているファンタジー系オンラインＲＰＧと言ったほうがいいでしょう。
wizの妖しさというか、おどろおどろしさというか・・・そういうものはあまり感じられません。チコル城址くらいまでは
多少は感じられるかな?程度です。
♀キャラのデザインは、特定層を狙ったものにしか見えません。

・狩る→拾った品の鑑定→狩る→拾った品の鑑定→たまに鍛錬→狩る→・・・・・・の無限作業ループ。
・ダンジョン進入の推奨ｌｖを大きく逸脱すると経験＆アイテムドロップ率が極端に下がるため、だいぶ以前にクリア済みのダンジョンで
楽にアイテムハントをしようとしても無理。なのでクリア済みダンジョンに行く人はほぼ皆無。
・パーティメンバーのｌｖ差が大きいと低い方に経験がほとんど入らないため、初心者支援パーティーというのがそもそも無理。
パーティプレイ推奨と言われても、上記理由によって初〜中級者は入れるパーティ募集がほぼない。
・ｌｖ２０台にもなると、ｌｖアップのための必要経験値が入手経験値に対して信じられないほど高い。この勢いだとｌｖ３０台以降は
どうなってしまうのか、考えるだけで恐ろしい。そして、スキルｌｖ最上位はｌｖ８０だったりする。
・課金をしても鍛錬の成功確率は１００％にならないため、装備1点あたり数千円かけて装備を弱体化させてしまうということが
頻繁に起こる。かといって課金をせずに鍛錬すると装備が消滅する。
そして、１点あたり数千円〜数万単位のリアルマネーをつぎ込んで鍛えた装備を、頻繁に起こるクライアントの強制終了によって犯罪者に
いとも簡単に奪われてしまう仕様。そんなゲーム内容や難易度とはまったく無関係なトラブルをを防ぐために更なる課金をしなくては
ならない理不尽さ。
・種族、職業、アライメントの意味がほとんどない。ゲームを楽に進めるなら人間ＦＩＧで斧を振り回すのがほぼ一択という貧相さ。
・他プレイヤーを殺戮し、装備を好きなだけ盗める犯罪者の方がゲームを有利に進められる。というか犯罪者にデメリットがほとんどない。
・よほどしょっぱい犯罪者じゃないかぎり、不意打ち１発であっさりＰＫできる。

今ひとつ釈然とせずにほぼ意地で降偉の途中まではやりましたが、もう心折れました。
評価は０点でもいいんですが、カリグラーゼ、カオカ・パラージ、チコル城址まではドキドキ感があって楽しい部分もあったので
各１点の合計３点にしておきます。