ファンタシースターオンライン２（PSO2）のレビュー・評価

プレイ期間＝200時間ほど
感想＝自在なキャラクタークリエイトとアクションの戦闘でそこらのクリックゲームよりは良い。

【良い点】
1.今現在で最高峰レベルのキャラクタークリエイト
　カッコイイ系・渋い系、カワイイ系・キレイ系はもちろん
　狙ってダサい・キモイも作れるバリエーションの自由さはすごい。
2.アクションのある戦闘
　クリックゲームにはならず、緊張感を持って戦う必要がある。
　良い点でもあるのだが、細かく見ていくと欠点が多数ある。

【悪い点】
1.アクションRPGでしかない。
　クエストを受けて（ダンジョンで）戦う事しかすることがない。
　現状ではアイテム生産といった要素はない。
2.アクションのある戦闘。（こちらは悪い部分）
　オンラインゲームとしてのバランスである。
　ゲーム設定（難易度調整など）での救済は無いので、アクションが苦手だとアウトである。
　また、得意な人からすれば純粋なアクションゲームに比べると、行えることが微妙で単調だったり、RPGでもあるため不意の油断で死ぬと復帰が面倒だったりする。
3.マラソンゲー・ハムスターゲーである。
　ダンジョンもフィールドを走り回るタイプで、敵が出現する位置もある程度決まっている。1〜2分走って敵の小グループと戦って、また何分か走って敵を探して戦っての繰り返しとなり、プレイ時間も走る時間がかなりの割合を占める。
　戦うことでしか成果を得られないので、最終的には同じ事の繰り返し、及びその効率化に走ることになる。
「やられる前にやれ」「最適な行動だけをしろ」に帰結し、プレイヤーの行動パターンも最も効率的なパターンに絞られていく＝求められる操作が単調になっていく。

【総評】
最初のうちは楽しいと思う。だが、刺激のパターンが単調であるため、慣れてしまうと途端に熱が冷める。
続けるなら「同じ事の繰り返しに耐えられる忍耐力」「熱が冷めていることを誤魔化せる能力」「単調でも飽きない馬鹿さ」どれかを要求される。