HN/WoTからの脱出者 【後どれくらいサービスが続くと予想?→数年】
見出し/WoTは、リアル志向の戦車マニア向きではない。
評価
(3)
プレイ期間=2013年3月〜11月 勝率53% 戦闘7000回弱
長文ですが、読んで頂けると光栄です。
WoTの良い点は、他の方の多くのレビューと同じになる為、省略させて頂きます。
ここでは、WoTの暗黒面だけ、描かさせて頂きます。
まず始めに、WoTは、一度、引き込まれると、辞めづらくなる、「中毒症状」があります。例えると、「やられたから、やり返す!」の心理状態です。のめりこむほど、以前から乗ってみたかった戦車ではなく、強い戦車(このゲーム内で)に乗らなくては、という考えになっていきます。それ以上に、させられます。なぜなら、その「やり返す」為です。
個人的には、振り返ると、WoTで楽しかった、と思えるのは、10割中、1割です。スキルがあっても、勝率は良くなりませんし、戦闘に参加するチームメンバーに、大きく左右されます。ある戦闘で、どれだけの武勲を立てようと、たった1人のアクションで敗北します。特に、Asiaサーバーでは、当たり前の事を当たり前に、出来ない、戦闘回数を重ねているにも、関わらず、絶対に学習しない、そして、他人の責任にして、去っていくプレイヤー、つまり、NOOBさん方の比率が驚異的に高いのも、事実です。
WoTは、宣伝を見た一般の人たちが、想像するような戦車ゲームではありません。純粋に、世界大戦時代のかっこいい戦車(タイガー、シャーマン等)を操縦して遊びたい、というユーザーには向いていません。夜間戦闘もありませんし、天候・気象(豪雨や霧など)の概念が皆無です。全てのMAPも、箱庭のような狭さの為、一般的な戦車戦闘では、考えられないような近距離戦を強いています。結局は、狙撃を主とする駆逐戦車が、本来の役割を発揮できず、タレット(回転砲台)がない不利を背負いながら、ドックファイトのような格闘をしなければならない、異常な戦闘が多く、生まれます。
サービス開始から、約5年。これまで、運営が行ってきた事は、グラフィックの向上、戦車の種類を増やす事がメインでした。そして、多額の宣伝費用。頻繁に、宣伝では、ユーザー数の多さを謳っていますが、その大部分は、個人による複数アカウント、すでに辞めた人たちの数もカウントしています。
システム根幹のバトルモードについても、一切、成長がありません。大掛かりに、宣伝してきた、「国家戦」モードも結局、削除されました。ソビエトの戦車が、他国よりも優遇されているのを悟られる、自爆のようなものだった、という批判もあります。また、今回の「ヒストリカルバトル」も、失敗に終わることが有力視されています。(※プレイヤーが集まらない為)
課金戦車や課金弾、車庫数拡張、プレミアムアカウント等、ありますが、基本無料のWoT。しかし・・・
「タダより、高いものはない」、いう諺のようなものがありますが、WoTは、その典型ではないのでしょうか?
2014年5月7日(水) 17:28:0