World of Tanks（ワールドオブタンク）のレビュー・評価

プレイ期間＝1年半くらい（2500戦、勝率51％）

●感想
個人的に戦車が好きなので面白いです。
しかし、クソゲーという人の気持ちもわかります。
ただ、短絡的に芋ゲー、アンリアルと判断する人には賛同しかねます。

正確には「味方が有利になる場所に急いで」芋るゲームです。
常にマップを見て陣地変換し続けます。
そういう意味で反射神経ではなく戦略ゲーム的な面白さがあります。

また、本来2000ｍ級で撃ち合う兵器なのに500ｍ先の敵が見えない、
現代の統合システムもびっくりの情報共有・自動照準・行進間射撃、勾配で壊れない足回り、と全然リアルじゃない。
とはいえ誰でも手軽に戦車を派手に楽しむためによく考えられたバランスだと思います。

●欠点
　一番の問題はマッチングされるプレイヤーのスキルの偏りだと思います。そのため大体の試合が圧勝か完敗。
気づくと味方の半数が瞬殺されていてどう頑張っても逆転しようがないパターンがちらほら。
なので勝率を気にしだすとつまらなくなってきます。
他の方も述べているように頑張っても勝率40−60％に収束していく傾向があります。
対戦ゲームでこれでいいのか疑問です。
　ティアや兵科のマッチングの問題も指摘されますが車種ごとの性能を差し引けば
あまりアンバランスな状況を見たことはありません。
高ティアの中に放り込まれてやられ役にされたとしても敵側にも同じ数だけいますし、勝敗に絡むのをあきらめて、極力前線で最後まで生き残るようにしています。

●車種の強弱
確かに勝率に出てくると思いますが、車種に合わせた戦術があるのと他プレイヤーの動きやマップに大きく左右されますので、それを理解せずに論ずることはできません。

●期待のタイガー
かなりガッカリしました。200戦で43％、
（Wikiの通り、TDとして高精度の砲で戦っていましたが、
装填速度遅いくせに与ダメが小さすぎ。陣地変換できるほど機動力がない。隠蔽率皆無で装甲薄いのにハルダウンできない。相手は装甲を抜いてくる。）
　なので同ティアのT29はどうかと思い使ってみましたが、200戦で58％。
戦い方は当然違います。
向き不向きと言われたらそれまでですが、やはり車種の影響があるのは確かだと思います。

●課金
しなくても楽しめます。したからといって敵を圧倒できるわけではないです。
でも研究開発を進めていくと車両や乗員が高価なので実質しないと買えません。
でも高価な車両（高ティア）に乗ったところで敵も高価な車両に乗ってくるので、結局圧倒できません。