HN/WoT馬鹿 【後どれくらいサービスが続くと予想?→1年】
見出し/無課金でも十分に楽しめるが、金を払ってやるゲームではない。
評価
(5)
プレイ期間=2年半
感想=真面目にやるだけ馬鹿を見る(見た)大多数のアホの為のアホ専用ゲーム
このゲームの面白さ奥深さにハマってしまって数万課金して2年半もやりまくってしまった結果、公式サイトのレーティングでアジア鯖上位99%以上に食い込んだ今、敢えて言います。このゲーム会社の根本思想は糞です。少なくとも金を払って入れ込むと後悔します。
みなさんが既に言い尽くしている通り、このゲームはマッチングが適当すぎます。WG社的には均等なマッチングはつまらないから実装しない、と言っていますがマッチングシステムを弄って待機時間が延びるデメリットを恐れてオープン以来放置している というのが本音でしょう。
さて本ゲームにはいくつかのゲームモードがあります。大体はランダムマッチ、中隊戦、拠点戦、クランウォーズの4つがメインです。とはいえ、基本的にランダムマッチ以外は気軽にいつでもジョインできる機会は少なく、特にクランウォーズは開催期間中は4〜6時間特殊ルールにより拘束され、それで試合できるのは3〜5試合という糞っぷりです。
そんな訳で大体の人間はくそみそ一緒くたに放り込まれるランダムマッチに行くわけですが、このゲームは単機でどーのこーの出来るシステムじゃありません。システムを理解してきちんと連携して初めて面白さが生まれるのです。独自の擬似ターン制戦車アクション+リアルタイムボードゲーム とでも言いましょうか、システムを理解して応用できた途端にとても面白く化けるゲームです。
しかし、WG社は集客のみに重点を絞ってチュートリアルがおろそかなまま放置した結果、最高ランクのTier10にすら猿並みの知能の戦犯プレイヤーが多数溢れる結果となりました。・・・こういった事態を放置したままズルズルとサービスを続けているのがこのゲームの実態です。
それだけならいいのですが、去年からWG社はメイン顧客であるロシア鯖(他鯖が2万ちょいなのに60万も同時接続がある!)のプレイヤーからのごり押し要望に押される形で内容がとても脳筋殴り合い万歳傾向になりました。具体的には駆逐戦車をどんどん弱体化し、マップを視界範囲や隠蔽率を生かせない様に改変して交戦距離をとことん縮めていく。といった具合の本末転倒なアップデートです。その結果、弊害として駆逐戦車に乗っていた芋プレイヤーはこのゲームをつまらなくしている害悪の一つである曲射できる自走砲に逃げ、今尚その数が増殖しているという悪循環を生んでいます。
愚痴だらけですが面白い事は確かなので、このゲームを今から始めようとか思っちゃってる方はとりあえずTier6までは無課金でも赤字にならず、弱すぎる初期装備で開発に詰まることもなく問題ありません。
なので強キャラの「KV-1」「T-34」「T-34-85」「4号戦車H型」「M4シャーマン」あたりを目指して進めて、酒でも飲みながらウラー!と適当に乗り回して一日数戦だけやってイライラしたらその日はパッとやめる。というパターンが総合的に一番お得でオススメです。間違っても興味を持って課金戦車がほしいとかTier7以降の戦車開発を楽に進めたいから課金しよう、などとは思ってはいけません。一度課金するとズルズル引きずり込まれるパチンコや麻薬のようなゲームです。後で後悔する所もそっくりです。
更にこのゲームは基本的にTier差±2でマッチングされます。さっきの試合はチハたんとかを苛めてKV-1で無双してたのに次の試合にスターリン戦車にワンパン8割持ってかれるなんてのが日常茶飯事なゲームです。そうです、このゲームはマッチング運が7割ほどを占める運ゲーなのです。もちろん腕があれば(視界があって足があって砲性能がいい)戦車を選んで格上を手玉に取る事だって出来る奥深いゲームですが、根本的にWG社の方針が『どんなに上手い人間でも平等にマッチング次第で負けうる』というスタンスな為、常にマッチングの気まぐれと猿の様な味方のイライラに悩まされる宿命を背負ったゲームなのです。
とても練りこまれたシステムの奥深いゲームなのですが「見返りがほとんどないギャンブル」要素を多分に含む煉獄のようなこのゲームにお金をつぎ込むのは損ですよ。って事です
2015年6月19日(金) 1:38:21