World of Tanks（ワールドオブタンク）のレビュー・評価

プレイ期間＝２年以上

感想＝


【題材が〇】
田宮模型のミリタリーミニチュアシリーズを作っていた時、これが動いたらなぁと
思ったあの頃を常に思い出す。そんな世代にはうってつけの題材。

【跳弾、貫通判定、距離による減衰があり〇】
ボードゲーム「TigerI」の中にあった撃破判定方法がほぼ使われている。
弾道と装甲の角度で砲弾は跳弾する。また、角度が良くても砲弾の貫通力と装甲厚で
非貫通となる。距離が遠すぎるとその確率は上がる。

しかしこれらの良点は様々な要因で台無しにされている。
【コミュケーション不能】
メインゲームのランダム戦では、最大15vs15で戦闘が行われるが、連携や作戦行動が
勝敗の大きな鍵となる。その時、ソロだと的確な指示を出したり、受けたりする必要
が出てくるが、殆どの場合でそれは日本語が通じない事が多い。英語だと通じてると
思ってる者が多いようだがそれも少ない。何しろ、相手にはベトナム、タイ、インドネシア、シンガポール、フィリピン、台湾、支那、韓国と様々な国籍がおり、初めから無理な事なのだ。更に日本人がいたとしても、コミュ障害を持ってるか、それに陥っておりせめて日本人同士だけでも連携を取ろうと考えても難しいものになっている。
解決策は日本サーバーを用意すること。
【ただゲー厨が多い】
このゲームでは、砲撃の後に装填時間があり、この時間は隠れるなどして敵の砲撃から逃れる必要がある。これがターン制だと考える事ができるが、折角の自分のターンをむざむざ外れ弾を撃つ事に終始し、挙句の果てには碌にダメージを取れないまま撃破される者が大半居る。これの対策は、乗員の訓練度をだいたい95％以上にすることだが、この時にどうしても課金の必要性が出てくる。これに応じられない者が、ダメージが取れないという仕様になっている。
【小隊に偏重】
上記のような者が溢れている中、ターンを無駄にせず、連携が取れる信頼できる知人同士の小隊は、３人までしか組めないが、はっきり言って、3vs15で勝利をもぎ取ることができる。ソロ者は無課金者が重荷に感じるが、小隊にとってはモノの数ではない。
【課金の意味が無い】
ソロ者は、以上の理由から、己の腕次第で戦況をどうにかすることは不可能であり、勝率は無関係だし、課金の意味を失っている。
この為、課金を停止していくものが後を絶たないし、後進に勧める事もできない。
【ストレスだけが溜まる】
ストレスだけが溜まるゲームはもはや余暇の過ごし方としては最低で、存在価値は無いと言える。