League of Legends（LOL）のレビュー・評価

プレイ期間＝1か月程
感想＝wikiや動画、リプレイ見たり練習モードなどで5キャラ程使い込んでみて野良ブラインドピックを10〜20回やってみた感想です。top mid bot sup jg経験済み
誇張などではなくほぼ事実そのものを書いたつもりです。

まずシステム自体は魅力的で面白いと思えました。140以上のキャラ(チャンピョン)がそれぞれ固有のスキルを持ち、装備やアイテム(ビルド)で役割やシーンによって最適解を求めていく。そうやって対人で試行錯誤するのはきっと気持ちいいと思います。


残念、というより絶望的なのはＥスポーツなどの関係もあってかガチ勢しかいない。それも質の悪いガチ勢。他の方の評価でもありますが、とにかく初心者への罵倒が多い。それもわざわざ複垢を作って初心者のｌｖ帯に来てる自称上級者。
私は初め、理由のわかる罵倒なら大丈夫かなと思ったのですが、彼らは理由を述べずに罵倒してくるのでどうしようもない部類だと感じました。

黙れ、下手糞、ha、gg（負試合において「お前が利敵するぐらい下手糞だから負けた」の意味）などの言葉が浴びせられる一方、「ここが下手糞だった」という理由を述べられたことは一度もありませんでした。理由が明確なら納得できるのに。
そんな感じなので、最初はwikiを読んだりリプレイを見返したりして頑張ってましたが、次第にできなくなりました。罵声を浴びたときの記憶とセットになってしまっているので、気持ちが沈んでくるのです。これではゲームとしては最悪です。


また、ゲーム自体も数秒のロスが致命的になる場面も多々あり、チャットよりも数種類のping(マーカー)を使い分けて情報を共有するのが一般的です。
状況を加味してpingの意味をくみ取らないといけない場面も多いです。
それだと経験の浅い初心者には難しいはずなのですが、それに対応できなくてもやはり罵声が飛んできます。


チャンピョンの種類も140以上なので敵味方の相性差や序盤の有利不利、味方にやってほしい行動、してほしくない行動もそれぞれで違います。それらを初心者が間違っても罵声が飛んできます(また彼らはそれを口にしません。全員が知識を持っていることを前提として行動しています)。チャンピョンはそれぞれ5種のスキルを持っていて状況によっては一方的に相手をタコ殴りにできるようなものもあります。それらを有効に使う、うまく対処するには知識が無いといけません。140の知識が無いから初心者は罵倒されます。


一応頑張っては見ましたが、当然ですが初心者はいきなり上級者にはなれません。
少しずつできることを増やしそれを実感することが楽しみになるはずなのですが、上記のような理由の不明瞭な罵倒が多く、できることが増えても自分の努力の実りをうまく評価できなくなります。

サービスは数年続くと評価しましたが、ゲームとしてはもう機能していないと感じました。勝ちよりも負けからこそ学ぶことは多いはずなのですが、リプレイを見る気すら失せさせるような環境ではそれは難しいようです。