ファイナルファンタジー14（FF14：新生エオルゼア)のレビュー・評価

プレイ期間＝
感想＝プレイ期間＝cβ、oβ、正式サービス（〜2か月弱）
感想＝FFオンラインシリーズは、11、旧14、新生14とやっています。さて、この新生FF14ですが、旧作のFF14に比べると遥かに質が良くなったと感じます。

■旧作に比べて良くなった点
・マップが改善されて、歩きやすくなった
・UIが軽くなった点

■旧作に比べ悪くなった点
・特になし

■新生独自の良い点
・重厚長大的なメインシナリオ
・グラフィック
・BGM

■新生独自の悪い点
・戦闘システム
・UI、操作性
・クエスト関連

（総括）
FFオンラインで特筆される点は、重厚長大的なメインシナリオです。これは他のオンラインゲームでは、中々お目にかかれません。新生のメインクエストは良く出来ており、今後のシナリオ発展にも期待が持てます。一方サブクエスト関係がおざなりにされています。サブクエは大量にあるものの、殆どが所謂お使いクエストで、単調・苦痛となっています。大量のサブクエでキャラのレベルを上げやすいのはいいですが、内容が余りにもつまらなさ過ぎ飽きます。改善の余地があるでしょう。
さて、戦闘システムですが、せっかく実装したオートアタックが生かされていません。新生のバトルは、現状ひたすらボタンを連打してアクションを繰り出し、敵特殊攻撃を示す赤枠が出たらそれを避けるというものになっています。コンボアクションはあるものの、実質的にはボタンを連打しながら、敵の周囲に赤い枠が出たらその外に出るという単純作業の繰り返し。戦略戦術性の欠片もなく全くつまらないゴリ押しバトルと言えましょう。旧作よりはまともですが。しかし、FF11のようにオートアタックを生かし、アクションに長い時間制限をかけるなどすることでアクションの価値を上げ、戦略的・戦術的な戦闘を可能にしたほうが良いです。そうすれば、戦闘中に誰ともチャットできないという、まるでオフゲーをやっているかのような事態もある程度緩和されるでしょう。赤枠もいりません。経験を蓄積し、その経験によって赤枠など無くても避けられるようになるのが冒険というものです。
最後にUIや操作性については、FF11のようにPSコントローラーで快適に操作できるようにすべきです。そうでなければPSで発売するのが間違っています。現状ではコントローラーでの操作は難しい状況です。改善が望まれます。