ファイナルファンタジー14（FF14：新生エオルゼア)のレビュー・評価

プレイ期間＝正式〜（９ヶ月程？）

まず始めに。
色々言われている新生FF14ですが、一度全てが嫌になって休止した事もあり、
客観的にこの作品をレビューしています。
プレイするかどうか悩んでいる人には参考になるかと。


大前提として、これは「MMORPG」では無いです。
確かにシステム上はMMORPGのジャンルになりますが、
MO要素の方が強く出ています。
コミュニティー能力の高い人・自ら言葉を発し仲間に加わって行く様な方には
苦も無く楽しく遊べる可能性が高いですが、
チャットが苦手・人との関わりが苦手という人にはあまりオススメ出来ません。

運営側もその点の対策として「FATE」と呼ばれるシステムや
「コンテンツファインダー（以下CF）」というシステムを導入しているのですが、
まず「FATE」システム。
これが非常にMMO要素として、またコミュニティー形成が難しい人にも
楽しめる要素「でした」。
少なくとも、私はこのシステムがあるからとFF14を開始しました。
ところが、説明すると長くなるので省略しますが、
FATEシステムはただの「作業ゲー」に成り果ててしまいました。
これからの調整次第ではありますが、あまり期待は出来ないかと。

次に「CF」。
これは面倒なPT手続きを全て自動化してくれる優れたシステムです。
反面、集まったPTメンバーのプレイヤースキルや志しに大きな相違が見られ、
度々暴言の飛び交う、いわゆる「ギスギスオンライン」が発生します。
コミュ能力の低い人はCFに頼るしかないので、何度かギスギスを味わうと
ゲームが面白く無いと感じてしまうでしょう。

つまり、ソロ思考の人には中々難易度の高いゲームとなっています。


逆に、良い人間関係が築けた場合は一気に神ゲーと化す場合もあります。
それぞれが思い思いのロールプレイをする環境が整っていますので、
巡りあえさえすれば…！という部分は大きいです。


ゲームの内容自体は、私は面白いと思います。
よく言われる「大縄跳び」「完全トレースゲー」という言葉の通り、
一糸乱れぬ行動が必須とされますが、
何だかんだで絶妙なバランスの上に成り立っているので
コンテンツをクリアする歯ごたえはあります。
私は基本的に対人が好きで、狩りはおまけ程度に考えていました。
今まで数々のネトゲをプレイして来ましたが、
対エネミー戦でここまで盛り上がりここまで達成感を味わった事はありません。
もちろん、それに比例するイライラも発生しますが・・・ｗ


結論として、
「どれが1職Lv50、それに準ずるサブ職をある程度上げて、
　『真蛮神』とよばれるコンテンツをクリアする」
所までプレイしてみると良いかと思います。
良くも悪くも、（今の所）そこまでにFF14の全てがつまっています。
もし「楽しい」と思えたなら、それ以降も恐らく楽しめます。
「何これ大縄跳びじゃん」と感じたなら100%向いていません。

楽しいと思った人は、更にクラフターやギャザラーといった、
戦闘に関わらない遊び方もあるので、更に深みが増すかと。


以上です。
あまり上ばかり見ず、まったり進めている人が一番楽しめます。
良きエオルゼアライフを。