ファイナルファンタジー14（FF14：新生エオルゼア)のレビュー・評価

プレイ期間＝新生開始からバージョン2.28まで
感想＝ゲームを始めて、いわゆるエンドコンテツにいくまではそれなりに楽しめました。
しかしそれ以降のギスギスな状態です。そこは他の多くの方が指摘されているので、それ以外の世界観の部分を書きたいと思います。

・FF14の各所に見受けられるFF過去作のネタ
正直多すぎです。しかもFF14仕様にアレンジされるわけでもなくほぼそのまま登場する印象を受けます。FF14のオリジナル要素が負けているので、FFシリーズをゲームしているというよりFFネタの同人ゲームでもやっているというな感覚を覚えました。

・某掲示板のネタ
某掲示板のネタもFF14のなかで散見することができます。
とくに面白くも無く、逆に不快に感じることもありFF14のオリジナリティを薄める結果になっています。邪魔です。

・趣味の悪いダークファンタジー
見かけはファンタジックできれいなのですが、プロデューサーが言われているダークファンタジー要素がとにかく不快に感じます。世界中どこへ行っても目立つところに娼婦がいたり、すぐ死体描写がでてきたりと不必要なまでに多量に散りばめられています。特に性描写をに不必要に匂わせる要素が多く不快です。あってもいいですがとにかく多い。

・イベントシーンの質が悪い。
イベントシーンの質が悪いです。
キャラやカメラの動きやレイアウトはもちろん演出や脚本も詰められていないです。
絵づらも話もつまらないのでイベントシーンはただただ退屈です。

・過剰なデザイン
新生初期はまだよかったのですが、次々追加される装備デザインがどれも過剰な色使いや装飾で逆に安っぽくなっています。韓国産ゲームのデザインと似通ってきており没個性化しています。エフェクトに関して、これは最初からですが過剰すぎて邪魔です。花火大会と揶揄されるようにチカチカしてて視認性を阻害しています。

・便利ではあるが味気ないショートカット
移動が効率的になるようワープ機能がいたるところに配置されています。
便利で良いはずなのですが、ゲームの世界ではこの機能は一体どういうものなのか説明がほとんどなされておらず、一気にメタ視点になるので没入間を著しく阻害してると思います。FF14に住む住人はどういう認識をしてるのか説明がほしいです。

他にも色々細かい所で書きたいことは山ほどありますが、切が無いので割愛します。
評価できる点としてはフィールドのグラフィックやネットゲームにしてはゲームの進行が割りとサクサク進むところでしょうか。
とにかくツギハギだらけの質の悪いFF同人ゲームという印象でした。