ファイナルファンタジー14（FF14：新生エオルゼア)のレビュー・評価

プレイ期間＝一ヶ月
感想＝
ドラクエ10に続いて挑戦のオンラインゲーム。まだメインクエストも終わっていない段階だが、概ね楽しい。

〔良い点〕
・レベル上げが想像以上にサクサク。後発組に配慮した仕掛けが多い（レベルシンク（イベント戦闘やダンジョン攻略ではレベル上限が設けられており、自動的にレベル上限に能力が調整される）の塩梅が絶妙）
・マップの至るところに仕掛け（人がいたり、村よりも小さな集落があったり）があり、移動もそれほど苦にならず。自分は町の人（NPC）と話すのが好きだが、世界観の構成がうまい。
・サブクエストも含めて、ストーリーに細やかな工夫が見られる。結局、お使いなんだけど、なるべく味のある物語を紡ごうとしている。NPCの何気ない話と総合すると、色々浮かび上がってくるものもある。
・グラフィック、BGMなどが美しい。

〔悪い点〕
・攻略上、必ず他人とパーティーを組む必要がある。自動的に仲間を探してパーティーを作る機能があるので、作ること自体は問題なくできるのだが、オンラインゲームのパーティー戦闘に慣れていないと異様に緊張する。自分は新規サーバーを選んだので、初心者が多く、プレッシャーは限定的だが、攻略サイトなどである程度の予習が求められる風潮はあると思う。
・上記に関連して、多くの方も指摘しているが、ハイエンドコンテンツ攻略組はかなりギスギスしているとのこと（ゲーム内で親しくなった人も、一様にゲンナリしていた）。サーバーによって、雰囲気にかなり差がある様子。

〔最後に〕
・自分は割と初期の段階で、すごく面倒見のいい人と知り合えて、そこからコミュニケーションの輪が広がり、一気に楽しくなった。知り合いでパーティー組んでダンジョンに行くと、少々失敗したところで落ち込まないし、色々教えてもらいながら進めるので、「冒険している」感じがぐっと出てくる。このゲームは、いわゆる「ギルド」にあたる「フリーカンパニー」というもの以外に、気軽に掛け持ちできる「リンクシェル」（ラインのグループみたいなもの）や、フレンド機能など、多面的なコミュニケーションツールがそろっている。ドラクエ10はソロでやっていたので、最初声をかけるときは怖かったけど、知り合いが増えると本当にオンラインゲームは楽しいと感じた。