ファイナルファンタジー14（FF14：新生エオルゼア)のレビュー・評価

プレイ期間＝新生から最近まで
感想＝
MMO初でした。新生開始からプレイし、たまに放置、たまに課金を再開しつつ遊んでいましたが今回キャラクター削除をし引退をしました。

良い点
・レベル50のメインストーリーの一旦完結までは楽しめます。ストーリーはおつかいばかりですが、新しい土地、追加される魔法やアクション、新たなダンジョン等が新鮮で楽しいと思います。

・キャラクターデザインと全体的なグラフィックの美麗さ
かわいいキャラ、かっこいいキャラそれぞれ特徴あるキャラクターデザインを作ることができ、グラフィックに定評があるスクエニの本領発揮といった感じです。何故長い事FF14を続けてきたのかそれはキャラ愛でした。都市のマーケットボードの前を見て下さい大体がミコッテ、ララフェルの♀と♂がほとんどです。おそらく男性は♀キャラを女性は♂キャラでプレイされてる方が多いのでしょう。これが現在でも続けている人の楽しみの一つだと思います。

悪い点
・戦闘に変化なし
戦いに幅がなく、ずっと同じスキル回しをするだけです。覚える技もみんな同じなので、この人が持ってるスキルはあのボスには必要だといったものはありません。

・とんでもない数の周回
多少の周回はMMOやオンラインゲームでは仕方ないかもしれませんが、現在はカンスト後は戦記と詩学と呼ばれる装備等と交換できる引換券のようなものを必死で集めます。過去哲学、神話そして現在の戦記、詩学と集める引換券の名前が変わっているだけなので、これからVUがされても新たな名称の引換券を集めることになると思います。

・予習前提！クリアできなければ戦犯扱い罵詈雑言
これが原因で嫌気がさしてやめる方が多いと思います。他の方もレビューしている通りカンスト後のほとんどの戦闘において予習が必要になります。しないでいいやと思ってもおそらく何が原因かわからずにやられてしまうと思います。そしてクリアできればいいのですができなければ戦犯探しいきなり暴言を吐く人もいます。無言抜けもあります。この世界ではトレースできる暗記に強い人が好まれます。

・属性なし
これが一番寂しく思うことです。炎の敵には水技、水の敵にはサンダーで大ダメージ、プリン系には拳はあまり効かず、刃物だとダメージが入るといったモンスターの姿に合わせた戦闘スタイルは一切ないです。イフリートにファイアがこんなに空しいとは・・

・やることが大迷宮バハムートのみ
レベル50のカンスト後は蛮神やクリスタルタワーなどのコンテンツがありますが、それも10回もクリアすればさすがに飽きが来ます。そうなると装備を集め何をするかというと現在の最高難易度の大迷宮バハムートのみです。これはまさにエンドコンテンツで一人ミスするとみんな共倒れになる場合がほとんどです。

・CFの棲み分けがされていない
CFはコンテンツファインダーという画期的なシステムです。登録しておけばコンテンツに行くためのパーティを自動で集めてくれます。CFが使用可能なコンテンツはほとんどの人が利用します。しかしこれは諸刃です。サーバー内のみではないので一回きりの出会いです。仲良くなる機会も少なく、初見プレイや、ただ報酬をもらうために日課でやる人、関係なく組みます。メインストーリー等の長いムービーがある場合、最悪ムービーを見ている間にどんどん先にパーティが進んでしまって追いつくのが精いっぱいなんてことが稀にあります。そのために初見である人が申し訳なく思ってムービーを飛ばすなんてこともあります。その人それぞれの使い方が異なり、かつ分けられていないためどちらかがどちらかに歩み寄るしかなく、何故か初見の人の方が立場が弱い場合が多いです。

もしFFは14が初でFFはこんなものなのかと感じたのなら他のナンバリングをできれば4~12（11を除く）くらいの作品をやってみてください。出会いがどうであれ違うFFを知るきっかけになってくれたらうれしいです。今迷っているという方はメインストーリークリアくらいまではやってみたら楽しいかもしれません。それ以降はお勧めしません。

今回引退を決意したのは、劣悪なプレイヤーが多いことではなく、いつまでも変わらないILをあげるための作業と新レイドの予習、代わり映えしない、できそこないのアクションゲームはもういいやと思ったからです。

長く拙い文章でしたが、自分が書きたかったことが書けてよかったです。ありがとうございました。