ファイナルファンタジー14（FF14：新生エオルゼア)のレビュー・評価

プレイ期間＝約2年
感想＝前作FF11は、万人に永く遊ばせる要素がふんだんに盛り込まれた作品だっただけに、今作はある意味残念な部分が多すぎる。
基本アクション性の部分を強く表面化し、更に、効率や作業思考、隔離されたクロスワールド内での死亡デメリットを即連帯責任に向けさせる強引な仕様の為に、一度のミスも許さないユーザー思考を生み出す要素を作った駄作。
アクション苦手層ユーザーを寄せ付けないテーマパークなど無意味に等しい。
万人受けしてこそのテーマパークであり、自分の想定する動きが出来ないユーザーを叩く思考を植え付ける物をテーマパークとは言わない。
更に、一番やってはいけない・居留守商売・を、あからさまにやる企業方針。
運営サポートの自由性は完全廃止し、外部からの意見を全く受け付けない傲慢ぶり。
確かに、ユーザー意見に対するネットワークはかなり強く感じるものの、基本的には、自分達の都合の良い部分のみを拾う部分が多く、本当の意味でユーザーの意見を第一に考えるゲームでは無いと言う事。
ユーザーサポートに電話してもつながらない、のではなく。
ユーザーサポートに電話しても、最初からつながらなくしているのである。
この問題に関わる、ある関連企業の関係者の裏話に、スクエニは、サポートに入る電話を全て保留化し、サポートそのものの存在すら無いのでは？
とも言われている。
いや、そもそも、存在自体しないのかも知れない。
全く、人の意見を聞き入れる意識すらなく、オンラインゲームと言う個人的なトラブルが発生し易いゲームを想定して、余分なもめ事から回避する詐欺商売を、あからさまに展開している。
それらを理解して、今尚続けるユーザーは別としても、こんな、売りっぱなしの投げやりな商売を続ける運営思考に、もはや、継続するだけの価値は無い。
特に、月額オンラインゲームは、配信最後まで責任を持って運営するのが商売の鉄則である。
その部分を切り捨てた時点で、スクエア・エニックスと言う企業は、詐欺企業と変わりはない。