ファイナルファンタジー14（FF14：新生エオルゼア)のレビュー・評価

プレイ期間　オープンβ4（8月16日〜19日）

PC版のオープンβ4をやりました。
私はFF14はやったことがないので、以前のFF14からどう変わったのかは知りません。
システム、グラフィック、音楽、ストーリーとも大変良かったです。
FF11は2年ほどやりました。MMOはレベル上げがだるいものが多いのですが、新生FF14は戦闘以外にもクエスト、ギルドリーブ、FATEなど様々な場面で経験値が入るのでレベル上げがさほど苦にはなりませんでした。
基本の狩りとFATE、クエストを併用すればさくさく上げていけます。

【ストーリー】
メインのストーリーはオフラインのRPGのようなイベント時の演出があります。
FF11の”文章で読ませるストーリー”から一転して”見せるストーリー”となっています。
ボイスもあり、有名な声優を多数起用しているようです。

【クエスト】
クエストはメインクエスト、クラスクエスト、野営地のクエストの大きく分けて3つがあります。
メインクエストはメインストーリーに関わるクエストでメインのストーリーを進めていく事で新しいクエストが追加されていきます。
クラスクエストはそれぞれのギルドのギルドマスターから受ける事が出来ます。
入門から始まり、一定レベル毎にクエストが用意されており、ギルドに関する内容のものです。
野営地のクエストはフィールドマップにいるNPCから受ける事が出来ます。
このクエストはちょっとしたストーリーはあるのですが、メインストーリーとの関わりがなく、経験値などを稼ぐための単調な作業になります。

【戦闘】
戦闘はFF11をアクティブにした感じになっています。敵とのポジショニングがこのゲームの肝です。
遠隔から攻撃する場合は敵から離れていれば敵から受けるダメージを減らす事が出来ます。
敵が大技を使う時に範囲攻撃をしてきます。攻撃範囲に入っていると大ダメージを喰らうので、攻撃範囲を避けるように常に注意している必要があります。
スキルによっては敵の側面や背面から攻撃する事でより大きなダメージを与えるものもあります。
私が戦闘に関して一番不満に感じたのは、魔法やスキルを使用するたびに実行しなければならない点でした。
マウスで実行したい魔法やスキルのアイコンをクリックするか、対応するキーボードの数字キーを押せば使用できます。
これをリキャスト（再使用可能になる）の度にしなければいけないのです。（これがクリックゲーと言われる所以か）
このせいでレベル上げをするために連続で敵と闘っていると指が結構疲れてきます。
この操作を自動化する機能があればいいなと思いました。
ただし、新生FF14では敵を他のプレイヤーが攻撃している最中でも攻撃できます。
これを積極的に利用する事で負担を抑える事も可能です。
その際、敵に与えたダメージの割合によっては経験値が入ります。
ソロ同士でも協力してレベル上げが出来るのでこういう場面でコミュニケーションが生まれたりします。
敵を取り合って狩場がギスギスするような状況はほぼなくなりました。
また、戦闘不能状態になっても経験値が下がったりすることがなくなりました。
これは大きなポイントですね。

【ターゲッティング】
ターゲッティングに関して不満のある方が多いようですが、自分はそれほど不便には感じませんでした。（PS3のコントローラとPCのマウスの操作性の違いかもしれません）
確かにFATEのときなど敵味方が多数入り乱れた状況ではターゲッティングがやり辛くなります。

【コメント】
サーチコメントが設定できるのですがバザーコメントがありません。（そもそもバザーがない）
サーチコメントはプレイヤーをサーチするか、対象のプレイヤーをターゲッティングして調べてから吹き出しマークにマウスポインタをあてると表示されます。
サーチコメントはソーシャルから自分のキャラクターを選択して設定する事が出来ます。
私は初め、このサーチコメントを設定する方法が分からなかった。
マニュアルらしきものも見当たらなかったのです。
システム周りの説明が不足していると思います。

最後に。
制限があってもいいからプレイ料金が無料で出来るといいなあ。（笑）