カオス ヒーローズ オンラインのレビュー・評価

プレイ期間＝ｃβ〜
感想＝Ｂ級作品

ＬＯＬと比べられる事が多いけど、ここまで似てるならもう仕方ないと思う。
素直にＬＯＬの亜流の作品としてとらえてた方がわかりやすい。

ゲームとしては、ＬＯＬに＋αの要素を盛り込んだ感じの内容で、ＬＯＬよりは複雑なゲーム性になってると思います。

まず、魔法耐性関連。
簡単に言えば、魔法耐性ポーションを飲めば魔法攻撃に対して一定時間無敵になるというシステム。
一応これを解除する手段もあるので、攻撃側は魔法耐性を解いてから魔法を撃てばよいわけですが･･･まあ、要はどっちが先に仕掛けるかによって流れが決まるわけです。
こういった駆け引きが、純粋な敵との殴り合いの前に必ず存在し、ＬＯＬの戦闘に比べたらちょっと複雑な感じになってると思います。

それと無敵帰還。
帰還アイテムを使うと瞬時に無敵になり本拠地に戻れるという仕様。
この仕様を利用して、敵に殺されそうになったら帰還アイテムを使って逃げるというのが常識になっている。
ただ、クールタイムがかなり長いので連続して使用することはできない。
よって、敵の帰還アイテムのクールタイムを把握しておくと割と狙いを絞ってキルをとっていけるわけです。
が、まあ、やっぱり純粋な戦いの前に一手間二手間多くかかってくる。

こういったゲーム性になじめるかどうかがポイントかなと思う。

自分はちょっと面倒くさいかなぁと思ってます。


良い点として、dota系のゲームとして日本では先行作品となる為、まだまだ初心者だらけなので気軽に始められることが挙げられます。
また、運営が生番組を放送したりしてプレイヤーとのコミュニケーションを上手くとっている印象があります。

疑問点としては、
ランキング戦でキャラクターのランダム選択が必須枠になってる点。
対戦ゲームでキャラクターランダム必須って･･･どう考えてもおかしい。
これはβテストの段階で多くの人が指摘していた問題点でした。
自分もアンケートを通じて指摘しましたが変更されませんでした。

陣営分けがされてる点も疑問。
ストーリー云々以前に対戦ゲームである事をもっと考えて欲しい。
dota系のゲームのキモはチームのキャラクター構成を考える所にあると思います。
なんでそこを規制していくのか。
ホントもったいないと思う。

自分は日本語でチャットできるdota系ゲームと言うことでかなり期待してましたが、どういうわけか日本語変換が効かなくてガックシ。
チャットできないんならＬＯＬでいいかなって感じで結局ＬＯＬに戻りました。

まあ、ＬＯＬの亜流作品としてそこまで酷いところは無く、なじめればそこそこ遊べる作品だと思います。