Master of Epic（マスターオブエピック）のレビュー・評価

プレイ期間＝10年(αβ含む)

【基本】
・擬似生活系MMORPG。
　ゲーム内には、第一次産業・第二次産業・第三次産業が存在するので
屈強な戦士やローブに身を包んだ魔法使いでモンスターを倒すだけでなく、農林業、漁業、鉱業やその後の加工産業、販売業などさまざまな職業を楽しむことも出来ます。

【世界観について】
・開発当初は洋ゲーちっくでしたが・・・
現在は色々なアニメとコラボレーションすることで盆とクリスマスと正月が一度に来たようなハチャメチャな感じになっています。

【操作性について】
・キーボード+マウス、マウスクリックオンリー、コントローラーなど操作はわりと自由です(要初期設定)。
・スキンやフォントの変更も許されているので、弄れる範囲でなら自分好みのゲーム画面を作って楽しめます。(要初期設定+ゲーム外設定)

【スキル制について】
・現在58種類のスキルが存在します。
　プレイヤーはこの中から自由に複数のスキルを選ぶことが出来ますが
スキル値には850ポイントという上限が設けられています。
　各スキルには上限ポイント(0から最大100)が設けられていて、各スキルの取得ポイントにより受けられる恩恵が変わってきます。
　
　※戦闘系はスキル値が高いほど様々な技が使えるようになります。
　※生産系はスキル値が高いほど生産出来る品物の種類が増えます。
　※産業系はスキル値が高いほど収集能力(収集出来る対象や収集時間)に差が出ます。
　※その他のスキルは省略

【生産系・産業系について】
ゲーム内経済がわりと安定している他、サービス開始当時から在る生産・収集アイテムの価値はそれ程変わっていませんので、新規ではじめられる方や出戻りの方にも優しい設計となっています。
　ただし、サービス開始当初から言われていることですが『戦闘でモンスターを倒した方がゲーム内通過が溜まりやすい』ので『擬似生活を楽しむこと』が大事です。

【戦闘について】
・地味です。アクション性はあまり高くありません。○○無双のような爽快感は無いと思ってください。
　ただし、プレイヤースキル(以下PS)はわりと求められます。PSに自信がある方なんかは普通の人がパーティーで討伐するモンスターを一人で倒したり、救世主になれる場面も用意されています。
　上記の理由から対人は地味に敷居は高いです。ここでの敷居とは下手っぴだから参加出来ないのではなく勝率を意味しています。

【対人戦について】
・過疎っています。
他のレビューにもありますが、ゴールデンタイム以外は諦めてください。
対人が好きな知り合いを作り、闘技場などで個人戦(PvP)を楽しむことは出来ますが
大人数(RvR)はあまり期待しないでください。
筆者が遊んでいた頃は200v200規模の戦闘も毎晩ありましたが現在は50v50規模の戦闘が起こればいいほうだと言われています。

【課金について】
・永久無課金で遊べます。サービスが続いている理由の一つです。
　便利アイテムやオシャレアイテムがほとんどなので
課金による能力差は少なく、戦闘における課金者と非課金者の差があまりありません。(PSで大体カバー出来る)
・但し生産系の中には課金アイテム(生産のレシピノート)が無いと作れない品物が存在するので、生産販売をメインに楽しむのであればいつかは課金アイテムの入手が必要になると思ってください。※ただし課金アイテムもゲーム内売買が可能なのでゲーム内通貨で手に入れることもできます。

最後に
・元々ハドソンが『月額課金制』を目指し作り上げたベースと『スキル制』によりサービス開始からゲームバランスが崩壊することなく現在にいたっています。
・グラフィックはお世辞にも美麗とは言えませんが、ここまで良く作られたゲームもなかなか無いので、『のんびり遊びたい』『擬似世界の生活を楽しみたい』かたにお勧めです。箱庭と呼ばれるゲームですが新規であれば5-6年は遊べると思います。
・ある時期からアップデートが課金関係ばかりに集中してしまい、長年プレイされている方には辛い一面もありますがこれから始められるかたには十分お勧めのゲームです。