Master of Epic（マスターオブエピック）のレビュー・評価

プレイ期間＝数年
感想＝レトロゲーム。
プレイステーション1のようなレトロゲームのポリゴンを見ているようである。しかし戦闘システムや生産システムは独特なため、根強い人気がある。ノートパソコンでもサクサク動くのは強みである。

過疎。
人が少なく露店も少ない。古参が多いため、ゲームをやり尽くして今では集まってお喋りを楽しんでいるような人ばかり。活気が無い。町を歩いていてもワクワクしない。お喋りの方が楽しい。良く言えば落ち着いた人が多い。
新規プレイヤーを歓迎し世話を焼きたがる人が多いのは良い事ではあるが、ゲームとしての新鮮味は薄くゲームを通しての共感や共有感と言った楽しみもまた薄い。お喋りの方が楽しい。

アップデートが延命処置的である。
もう数年もの間アップデートは延命処置的な課金アイテムばかりでマンネリある。予算がなければ開発どころか運営も立ち回らなくなるから仕方のないことかもしれないが、今までのような新マップなどの大型アップデートの頻度で利用者を飽きさせず、新規を呼び込めるかと言ったら難しい。しかしながらGM自ら降臨する頻度は多く、時として突発という問題はあるもののイベントを催すなど、プレイヤーを楽しませようと努力が見られる。今では前時代的ゲームであり、今後MoEで切り拓いていけるかはわからないが、努力を続けるここのGMには良い評価をしたい。

プレイヤーの民度が低くなった。
マンネリと化し、刺激もなくなり過疎が進むと、吹き溜まり、退廃し悪循環が始まる。気に入らないプレイヤーや、足手まといになるプレイヤーの陰口を言うのは多少なりとも何処にでもある事ではあるが、正義と正論、大義を盾に毎日のように陰口を言い、執拗に陰湿なバッシングを繰り返し、対象を潰す事を「楽しむ」プレイヤーが目立つようになった。変化のない環境、マンネリを脱却できない刺激を求める者が同調し、それが顕著になり目に余るようになる。中には数年同じ陰口を言っている者もいる。自己も含めたプレイヤー間における人間関係、環境を良くすることはない。ただバッシングするために大義、正義正論をかざしているのである。娯楽的私刑と言えよう、過疎が進むのも無理は無い。途上国の農村部では2018年の現在でさえ未だに魔女狩りが行われているそうだが、まさにそれを見ているようである。
無論良い人達が圧倒的に多いが上記のような輩が増え、目に余るようになると白けるし嫌気が指すものである。

前時代のゲームであるため、末期的な環境である。なんとか続いてはいるが、今のままでは時代が進むにつれ更に肩身が狭くなっていくだろう。

新規に勧められるかと言われたら勧めることすら恥ずかしいゲームになってきている。