黒い砂漠のレビュー・評価

プレイ期間＝2年以上
感想
先日グラフィックの大幅更新があり、更にむちゃくちゃ綺麗になった点は評価できると思います。

また、顔や体形の造形に関していえばいまだに最高水準の自由度だと思います。
そこを含めて自分のキャラに愛着を持てるかが続けていくカギだと思ってます。

対人を書く前の大前提として、防具に関してはレベル制限や職限定のものはありません（アバター除く）。
なのでやろうと思えばいわゆる廃装備をレベル1の新キャラに着せることも可能です。

職の違いにより装備できないのはメイン武器、覚醒武器、補助武器といわれる武器関係のみです。
そのため職を行き来するのはそこまで苦ではありません。
また、特定のレベルにならないとまともに進められないエリアがありますが、最近のレベリングの大幅緩和であまり苦にならなくなっています。


対人について
この「黒い砂漠」というゲーム、職格差の調整に右往左往しっぱなしですがやっとひと段落したという感じです（格差も調整も無くなったとは言ってない）。

実際のところ、１体１での対人最強職は、絞られますが確定しているわけではありません。
PSによるところもスキルが決まるかの運によるところも大きいです。
「運」と言ってもかけられる側の「抵抗値」とかける側も「抵抗無視」の鬩ぎあいで、それぞれ高めることも可能です。
多数対多数は戦略が全く変わってくるのでどれが良いかはありません。
ちなみに傍から見る分にはお互いの装備差、レベルが分からない仕様です。

この職をやれば最強なんてものはありませんので安心して直感で選んで試行錯誤しながら、ギルドなどに入って聞きながら進めていくのが良いと思います。
いろいろな人が書いている通りかなりの装備ゲーでもありますので。


狩りについて
人気の狩場は健在ですが、狩り自体が最近は過疎っています。
理由はゴールドを支払えば放置しておくだけで経験値が獲得できるコンテンツが実装され、ドロップを必要としなければ単なる放置ゲーになり下がったからです。
これはかなり改悪だったと個人的には思っています。
狩り自体はそこそこ稼げるようになってきました。ワールドボスといわれる特定の時間に出現するボスのドロップも結構いいものが手に入ります。
延々狩り続けるのが苦にならない人はこのゲームに向いていると思います。
またゲームをやり込んでいく上で低レベルから手に入る絶対に捨てたり売らないほうが良いものも多々あります。
やはり調べたり聞いたりしながらやっていくのが良いでしょう。


生活コンテンツについて
生活コンテンツで生活経験値が獲得できるものは貿易、釣り、料理、栽培、採集、加工、狩猟、調教、錬金、航海色々ありますが、何でもある程度金になります。
実際は複合的に組み合わせて稼ぐものも多いです。
例えば採集したものを料理or加工or錬金し、貿易で売ったりなどです。

「黒い砂漠　金策」で検索する人も多いと思いますが、要はどれだけ効率よく量を熟せるかになってくるだけなので、これだけやれば安泰、という組み合わせを自分で見つければそれに越したことはないと思います。


強化について
スタックシステムです。闇です。


UIについて
チャットの使いにくさが致命的です。
例えばある程度の長さの文章の途中に追記したい場合、入力カーソルを戻しても文章自体が戻りません。文字数を数えて戻るか勘で戻ります。
開発は直す気配がありません。


民度について
サーバー全体に流れるチャットはギルド勧誘かクエスト・狩り募集か個人間でやればいい煽りを垂れ流す変なのかどれかです。察してください。
PKはまあ普通にあります。イヌに噛まれたと思って忘れるのが良いですね。
プレーヤーの多い場で粋がったPKerが袋叩きに合うこともあります。
通常あらゆる手段を使っても、「殺されない仕様にすることはできません」唯一の手はレベルを50以上まで上げないことですが、本末転倒ですね。

課金アイテムについて
メインクエイストをや推奨クエストをこなしていけば無くてもある程度行けます。
が、一番のネックは重量です。カバンの拡張はかなり緩和されてクエでできるようになりましたが、如何せん重量が問題になります。
取得物用のペットより、カバンの拡張より、重量に頭を悩ませるようになります。


最終的に
今から1対1で強くなるためには相当な努力が必要になります。
しかし、少人数戦闘や集団戦では求められることが全く違ってくるため、目指すところが全く変わります。
「強い＝上手い」でも「上手い≠強い」ではありません。ここを楽しめれば対人は楽しいと思います。
自分はAD560程度の中堅ですが、始めるかどうかの判断材料の一つにでもなればと思います。