HOUNDS（ハウンズ）のレビュー・評価

プレイ期間＝９日
感想＝
よい点
・COOPノーマル難易度なら、敵もやわらかく、さくさく進む。さながらL4Dのような爽快感。
普段コントローラーを使っているので、対応していないこのゲームをやるために、マウス＆トラックボールを使うのははじめは難しかったが、難しい立ち回りが要求されないので、ちょうどいい練習になった。
・COOPチャレンジ難易度は初見殺しでチケット消費数も多く、敷居が高いが、味方と共闘してクリアできたときの達成感はなかなかのもの。共闘感があるおかげで意気投合してフレンドになることも多い。
・兵科を選ぶパターンのゲームであると、兵科専用武器をその兵科しか使えず、「どんな感じか試してみたいんだけどなぁ...」といったことになりやすいが、このゲームではどの武器も全兵科で使用可能。今後実装されるであろう兵科専用のスキルで兵科専用武器が特化されることになるのであろうが、ためしうちは可能なので、ノーマル難易度をやるときなどに遊ぶことができる。
・PvPはかなり酷評を受けているが、既存の不具合として確認されているいわゆる「壁セントリー」以外は、シールドピストルなんかはまさに「突撃兵」。だがそれが最強というわけではなく、それに対するアンチ「ガトリングガンの爆発弾」なども用意されている。
Fキーの近接攻撃で一撃死かつリーチが長いのがひどいという批判もあるが、近接攻撃のモーションは長く、かつその間もあたり判定はあるので、まとまって動いていればいくらでも対処法はある。
グレネードを投げ合っての雪合戦、ダウンした仲間を助けるために駆けずり回る、弾がなくなった兵士に弾を配るなどキルだけが目的ではなくさながらBFシリーズのようないわゆるいい意味での「バカゲー」に感じられた。

悪い点
・現状COOPのステージが５つしかない、特化されるべき兵科のスキルが現状数が少なく、死に兵科と化してるものがある（自分は今後実装されるのを期待して死に兵科を育てているが）、といったコンテンツ不足。（実績の画面を確認すればわかると思うが、すでにほかのステージの実績が用意されているので、実装されるまでさほど時間はかからないと考えられる）
・バグ・不具合の多い点。このゲームはもともと韓国で製作、稼動されてるものなので、DMMはローカライズをやればよいはずなのに、バグを生み出してしまっている（しかしながら、DMMはこのような不具合・バランス調整不足などの問題を比較的早く処理する印象がある）。

総括
現状、バグが多くコンテンツも不足しているが、ゲームシステムの根本自体はかなりよくできている。
比較するとすれば、コンセプトは少し違うが、同じRPGTPS COOPである「Warflame」であろうか。自分の意見ではあのようなビッグタイトルにも引けを取らないような力を持っていると思われる。
採点は、現状を考えると「６点」くらいが適当であると思われるが、今後のコンテンツの実装、不具合の解消をDMMゲームズに期待をこめて「８点」とした。