ドラゴンズドグマ オンラインのレビュー・評価

プレイ期間＝αテスト〜
感想＝
　大型アップデートも来たので区切りとして。（多分もうプレイはしない）


良いと思った点

　・課金によるブーストが細かく、時間を作りにくい社会人もそれなりにレベルなどを上げる事が可能。


悪いと思った点

　・課金が細かいのは良い部分でもあるが、時間が作りにくくない人にとってはただ課金するべき物が増えているだけであり、他のゲームと比較しても少々課金しなくてはならない金額が多くなっている。

　・基本的に推奨とされているLv。指標がプレイヤー４人揃った場合として設定されているため、ソロでは非常に厳しい。一応NPCのサポートとしてポーンという存在もいるが、AIが残念過ぎる為、戦力として数えるのは厳しい。どのように残念なのかというと、敵が体勢を崩しているチャンスタイムでも棒立ちだったり、状態異常攻撃を放ち続けてダメージ攻撃をしない、などが挙げられる。

　・パーティー推奨ゲーであるにも関わらず、そのパーティーに関するシステムが酷い、というか無いようなもの。クイックパーティーなどもあるが、他のゲームのように色々な場所で好きなようにパーティーを組めない。パーティーは初期拠点である白竜神殿でしか組めず、他の場所、神殿から出た場所以外では組めない。

　・空中を飛行する敵には自発的に降りてきて貰う位しか攻撃方法が無い職がある。

　・敵は初期地点から一定以上離れると初期地点へと戻り始め、その間は一切のダメージが入らない。

　・装備品が見た目に直結し、アバターなどの見た目専用のアイテムが無いので、一定以上のレベル帯に突入すると見た目は皆ほぼ同じになり、自分だけのキャラクターを作るという意味では劣る。

　・大型エネミーは一定のダメージを与えると怒り状態となり、攻撃速度上昇やパターン変化、防御力の上昇が発生するのだが、その怒り状態を解除する方法が揺さぶりしかない。揺さぶる事で相手のスタミナを減少させ、スタミナゲージを全て削りきった時に体勢を崩しながら怒り状態も解除される。しかしポーンは上記のようにAIがお粗末であり、共に揺さぶりをしてくれるなども稀。その揺さぶりによる削りも非常に少なく、しかし弱点を攻撃する事でスタミナを削る方法よりも量は多いので結局揺さぶりする事になる。運営はこれがこのゲームの代表的なシステムとか言っているようだが、ハッキリ言えば要らないと思う。やるにしても、怒り状態では防御力低下、デバフ発生確率上昇、攻撃力上昇、攻撃速度上昇、パターン変化、などに留めるべきだった。ダメージカットによる強制的なプレイヤーのリアルタイム拘束時間が長くなり、結果として大型エネミーの討伐は人数が揃わないと旨みが少なくなっている。

　

　総評として、課金システムに関しては一考の余地はあるが、あとは基本的に作業ゲーになる可能性が非常に高いゲームであり、細かな所に調整が必要不可避である。ただし、大元が大手なので多少の調整を無視して数年はサービス提供されると予測。