女神転生オンラインIMAGINE のレビュー・評価

プレイ期間＝cβ(年末ぐらい)から現在までぶっ通しじゃないけどちょこちょこ
感想＝一言に要約すれば、タイトル通りかなと。
最初に着いたホームベースの外に広がる崩れた新宿のビル群、森林地帯の中野、砂漠一帯の市ヶ谷(たしかイチガヤ)など崩壊した東京という世界観は現実世界に知ってる場所を思えば一瞬圧倒される。女神転生の醍醐味というか求めるべきところは、個人的に現実世界にある知っている場所が崩壊した中で生きるという部分にあるからこれは中々満足。

戦闘システムは複数の攻撃方法を混ぜる、いわゆる｢ジャンケン方式｣
面倒と言えばそれまでだがその分、クリックゲーにある単調作業にはなり難く、相手の出方を読めればレベル差が１０以上あっても渡り合う事は可能。敵が強い程、読み合いのスリルもあると言えばあるか。
従来のメガテンにあるように、仲魔を複数所持しておけるが召還し共に戦えるのは一匹のみ。
最近の女神転生シリーズに出てきた、｢仲魔もレベルが上がる｣というシステムもあり、女神転生�Vなどではあくまで個人的に主人公より仲魔のレベルの上がり方が随分遅く苦労した感が残っているが、それと比べてもレベルの上がり方は主人公とそこまで変わりはなく、主人公と仲魔の役割分担が出来てくれば初期がレベル２のピクシーでも育てれば高レベル地帯になってきても役に立つ。
従来通り、使役にはレベルが応じてないといけない必要はあるが好みの悪魔を仲魔にして育てられる楽しみはあると思う。

戦闘だけに関わらず、全てのスキルは錬度を上げて成長していくシステム。
魔法に関しては同等の効果を発揮するアイテムでも錬度が上がるので、金かければ上がりやすいのはどうなんだろうかという疑問も残る。


グラフィックは美麗！と賞賛出来る程ではなく、最近の３Ｄ系のオンラインの中ではまぁまぁと言ったところ。



一番残念なのは仲魔にするための交渉か。
会話が友好的か威圧的の２パターンしかなく、内容も単調。相手によって同じ会話内容の選択肢でも悩み選んでいき成功させよう、という楽しみがない。ある意味、ただのクリック作業になってしまう。

後は、広大なフィールドに対して移動が遅い事。
戦闘などのやりとりを考えれば、これぐらいの速度が動きのバランスとしては適当なのかもしれないが、如何せん目的地が遠い程移動が面倒になる。従来の女神転生にもあるような移動用ポータルがあると便利だなと思うが現在はない。ホームポイントの設定と一瞬でそこに戻れるアイテムはあるので、現時点はそれを上手く利用するしかない。

ＰＴプレイや人の多いところではラグもまだあり、ラグ死もあるが一応まだβではあるので御愛嬌か。
クエストもあるようだが未だ配信もなく、イベントも小さめで現状のままでは飽きもきやすいかもしれないが、正式になってその辺りがしっかり配信され改善されればやり応えも出てくるかもしれない。

今は世界観を楽しむ様子見、やり込みは正式以降に期待したい。