リネージュ2のレビュー・評価

プレイ期間＝１年
感想＝プレイ時間が長くなればなるほど、やることが少なくなっていくゲーム。
例えば人間の魔法使いを選択した場合のプレイングを挙げれば、レベル20までは自分はヒーラーであり、アタッカーであり、バッファーである。20になれば転職という形で、ヒーラー＆バッファーになるかアタッカーになるかを選択しなくてはならない。もしヒーラー＆バッファーになった場合40になったときに再度ヒーラーになるか、バッファーになるかの選択を迫られる。専門職になっていく、とは聞こえが良いが、その実どんどんやることの選択肢の幅が減っていく。当然できる事が少なくなるのでパーティーを組む事でしかモンスターを倒せなくなる。

これは、プレイングだけでなく装備においても同じ。
レベルに応じて装備できる防具が決まっているが、レベル20までの防具の種類の多さに比べてレベルが上がれば上がるほど、選択肢は少なくなっていく。レベル20までは毎週変わっていた装備も、レベル60ともなれば数ヶ月も同じ防具を着ていることも。「この職なら〜の装備は必須」という縛りもあるので、ますます選択肢は少なくなっていく。

狩場も同じ、レベルが上がればやる事がなくなっていき、同じ事を延々クリ返す。

逆に言えば、レベルが低いうちは比較的濃厚な時間が楽しめる。それにだまされてはまってしまった自分のような人は、延々そのまま続けて今まで味わったものより薄いスープを延々すすりながら月3000円取られる。
さんざん他の人もいっているが、今更やる価値は無い。
当時斬新だったグラフィックも、今から立ち上がるMMOに比べると貧弱だしね。