ファイナルファンタジー11（FF11）のレビュー・評価

プレイ期間＝4年
感想＝
なんだかんだいって、内容のクオリティーは高い。
決して完璧に満足できるゲームであるとは思わないが、
このレベルまで達しているゲームは少ない。
少なくともアジア圏のゲームでは頭一つぬけた内容だと思う。

ただし、今からはじめることはとてもじゃないけれど進められない。
長く続いているゲームであるということもあると思うけれども、
高レベルプレーヤーが主であり、低レベルプレーヤーは何かとつらい。
アトルガンで高レベル対での縛りは緩和し、だいぶプレイしやすいゲームとなったが、
低レベルではその恩恵を受けられない。
そして、高レベルになるためには非常に時間がかかり、
さらに、１回のプレイ辺りの拘束時間も長い。
次の拡張ディスクでは、なんとなく低レベル帯への飴が繰るような予感がするが、その辺はなんともいえません。
ゲームとしての出来は非常にいいので、”時間がるひとには”お勧め。

グラフィックに関しては、5年も前のゲームであったり、ＰＳ２対応による制限などから、
現在の一線級のゲームと比較すると見劣りしてしまう。
しかし、ＰＳ１レベルのポリゴンでありながら、技術力とセンスの高さはさすがで、
下手な最新ゲーム（ケバかったり派手なだけ）よりよっぽど見られる。

ＲＭＴの対策も力を入れており、完全になくせてはいないものの、
確実に実感できるレベルで対策の結果が感じられる。

プレーヤー層はアイテム課金型の基本無料ゲームと比べ高年齢な印象がある。
いわゆる”ガキ”が全くいないわけではないが、（年齢によらずおかしな人はいるし）
無料ゲームに比べ圧倒的に少ない印象。
ただし外国人がいる。

以上、相対的に見てレベルの高いゲーム、だと思います。