ファイナルファンタジー11（FF11）のレビュー・評価

プレイ期間＝
もうじき6年目。
最初の拡張ディスク、ジラートの幻影から参加。
放置バザー(他で言う露天)込みで総プレイ約9000時間。
現在課金休止中。引退の予定はなし。

感想＝
最初にハッキリ言っておきますと、このゲームは楽しみをプレイヤー側が見つけ出すゲームです。
楽しみを享受することのみを望む人には。まったくお勧めできません。
根も葉もない言い方をすれば、マゾゲーです。
私の周りで見るなら、そこそこ時間のある社会人向けのゲームだと思われます。

私はもともとファイナルファンタジーシリーズの大ファンで、半ば使命感のようなもので手を出しました。
正直、リードしてくれる人がいないとパーティプレイを覚えるまでの数日間はいつやめても不思議でないほどつまらないと思います。
私は一人で始めましたが、案の定、一度最初で挫折しました。

理由のひとつが、ゲームというにはあまりに広大なエリア。
未プレイの人にとっては、それは魅力の一つともいえますが、実際は多大な移動時間を要求される迷惑仕様でもあります。
特にチョコボや飛空挺といった移動手段のない初心者にとっては、町から町へ移動するだけで20分〜30分かかることもあります。

ふたつめの理由は、冒険者の約半数が外国人という仕様であるためです。
オンラインゲームとしての歴史はそれほどでもないとはいえ、ファイナルファンタジーという全世界に展開しているビッグタイトルだけに、海外プレイヤーの数も伊達じゃありません。
まだ欧米に展開して間もなかったころに始めた私でさえ、一番最初に話しかけてきてくれたのは外国の方でした。

私は就職先の同僚がFFプレイヤーだったため、復帰する機会を得ましたが、主にこの二つの理由により、初心者は弾かれ、辞めていきます。

幸いにも日本のプレイヤーそのものは社会人が中心になってるので、さほど口調やマナーの悪い人はいません。
むしろ海外プレイヤーとの文化の違いに戸惑うことのほうが多いと思います。

しかし、これらのことに慣れ、それなりに親しい知り合いが出来れば、恐ろしいまでの中毒性を持つゲームになります。
FFの醍醐味であるストーリーも、一部を除けばこれまでのシリーズに引けをとらないレベルに仕上がってると思います。
もちろん、見覚えのある名前のキャラもあちらこちらに出てきます。

私のようにストーリーが追加されるたびに課金してプレイするようになった人も、中にはいるんではないでしょうか。

ただ、他の方も言ってる通り、パーティプレイにはかなりの時間の余裕が必須となります。
ストーリーの途中にある戦闘においても、パーティ推奨のものが大半であるため、それなりの強敵との戦闘ともなれば、少なくとも3時間ほどの時間の確保が必要となります。

目安としては現段階の仕様で週4日以上、1日2〜3時間のプレイで、約半年掛ければ職業1つが最高レベルの75まで育て終えられると思います。