メビウスオンライン

プレイ期間＝Ｃβ〜正式4日
感想＝対戦ゲーとしてもモブ狩りゲーとしても何もかもが惜しいというか、プレイヤーをイライラさせる仕様が多々。
モブ狩りはバリエーションが豊かに見えてやってることはＷＡＳＤ移動のクリックゲーと一緒。ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁマウスの音が響き渡る。

対戦も参加者全員が同じステータスで戦闘が出来るルールは２つだけで、マップは共通の１つしかない。
そしてこの平等な対戦ではキャラクターのレベルが上がらない。

それ以外の対戦は長時間プレイしたキャラクターが戦闘開始直後からステータス面で有利を誇る。技術と経験を積み鋼の剣で武装した上級プレイヤーに、初心者プレイヤーはひのきの棒で立ち向かわなくてはならない。

レベルを上げるだけなら高レベル・高性能装備の対戦相手に蹂躙されながら上げる事も出来るが、装備取得の為にはモブ狩りのミッションを何十週と作業的に繰り返す必要がある。

つまり、まともに対戦する為には
作業的なクリックゲーモブ狩りを、他のプレイヤーと奪い合いながら長時間繰り返す事が絶対条件。
平等な対戦の土俵に上がるためには、長時間の作業が避けられない。

今後新たな装備が実装されていけば、さらに装備取得の為の作業時間は増加していくことだろう。

そしてこのゲームはいわゆるアバターゲーとしての側面も持っていた（過去形。Ｃβの時はそうだった）
正式サービス後は、可愛らしいアバターは4桁のリアルマネーが必要で種類も少ない。
アバターでも成功したＦＥＺの2匹目のどじょうを狙っているのだろうが…　着せ替えを楽しみたければ４〜５桁の現金が必要だ。

結論としては、開発会社はクリックゲーも対戦もどっちも楽しめる夢のゲームを作りたかったらしいが、対戦だけをしたい人間は対象外らしい。高すぎるアバター設定からして、別に多くのプレイヤーが着せ替えを楽しむ必要は無いと考えてるようだ。少数精鋭重課金の方が儲かるのかもしれない。

ライトなモンハンのようなＣＯＯＰモンスター狩り！
可愛い多彩なアバターの着せ替えを楽しみながら様々なルールで対戦！

そんな煽り文句は結局夢物語でしかなかった。そんな物は、無かった。