ファイナルファンタジー14（旧FF14）のレビュー・評価

プレイ期間＝1週間
感想＝導入ムービーがすごい凝っているので出だしは期待させられるが、ゲームが始まり、最初の１シナリオを一通り終わらせると、ストーリーが途切れ何をしてよいのかまったくわからない放置状態にさせられる。

そこでお使いクエストであるリーヴを毎日繰り返しこなす「作業」に入ることになるが、用意されているパターンはごくわずか。ほとんど同じものが定期的に配信されるので、それをシコシコ繰り返しこなしていくことになるが、さすがに同じものは飽きる。


武器を交換するだけで近接アタッカーから遠隔系、壁役など特性をすばやく切り替えできるシステムは、スクエニの携帯ゲーム「エルアーク」を参考にしたのだろうか。ソロにはいいが役割をすべて自分でこなせてしまうのでパーティープレイの醍醐味はまったくない。というかパーティー組むほどの敵もほとんど用意されていない。
また、修理目的等の理由で、すべての人が職人を強制させられるシステムもライトユーザとヘビーユーザのゲーム進度調整にはいいのだろうけど正直面倒くさい（熟練者を募る形の修理依頼は出せるが、システム的に相手を見つけるのが絶望的）。ファイターはファイター、クラフターはクラフターでプレイスタイルを特化できる形にしてほしい。

お金はそれほど注力しないでも貯まるので、評価できる。ヘビープレイヤー対策に「疲労」というキャップが設けられているみたいなので、金策含めヘビーにやりたい場合は、職を幅広くこなすかサブつくってやったほうが効率がいいみたい。


基盤的なものはいろいろよく考えられていると思うが、その上で遊ぶためのネタがないのがすごく残念。シナリオやストーリークエストが用意されるだけでも大分違うのではないかと思う。