アスガルド

プレイ期間＝
感想＝プレイ期間＝サービス開始〜
感想＝
ベータ時期は中々良かった。当時は不正が少なかった。
最高装備が揃ったらそれまでのゲームだったので底は浅かった感はある。
他のネットゲームと違って立ち回りを気にしながら戦わないといけないのでそういう意味ではスリルがある。
良い点は以上。

一つ目の欠点。
ただ、不正エンチャント品の増殖やお金増殖等を止められなかったのが原因で、
ゲーム内ではものすごいインフレーションが起きているサーバがある。
故に元がそこそこ面白いゲームなだけに残念なところ。

二つ目の欠点。
サーバが脆い。
その割には決まった曜日に１回しか行けない場所があり、一定の任務がある。
そしてサーバダウン含むログアウトをするとそのまま遂行失敗になる。
この問題も現在進行形。
過去には敵の動きが止まる等の状況も引き起こしたことがある。

３つ目の欠点。
敵のＡＩがアホすぎる事。
近接攻撃しか攻撃手段を持たない敵に遠距離攻撃を当てるとターゲットしてくる。
しかしこの際に遠距離攻撃を当てたキャラの周りを回復職等のキャラで壁を作って囲んでおくと
その敵がうろうろし始めて攻撃してこない。
これにより、分裂する敵・魔法使いの範囲魔法・壁戦法の組み合わせで
作業じみたアホアホバトルをするのが一番経験値効率が高いという
普通に敵を叩きに行くのが億劫になる仕様がある。

もう一つ欠点を挙げるなら、
ステータスが単純すぎて近接攻撃は物理属性であり、遠距離攻撃は魔法属性で固定であるため、お目当ての防御性能を上げれば
かなり無敵に近い状態になってしまう。
なお、対近接防御力は最大まで上げると敵の攻撃力のSTR分を除いた全ダメージをカットしてしまうと言う状態になるため、
対人戦闘では魔法使い・吟遊詩人・盗賊の独壇場になってしまっている。

ただし、管理に至っては他の会社とさほど変わらない。
マクロやチートは放置、未だにサーバダウンによりアイテムが増えるらしい。
マップ上にマクロをするための地形
(※１マスの穴、前方以外から攻撃を受けない場所)
が作られているため、マクロは容認なのだろうか？と思うほど。
結局不正な事をやった者勝ちになるのはどの半島産ネトゲも変わらない
と言う事に落ち着きそうである。

最近は下らない延命処置のアップデートばかりしているため、
お先真っ暗なＭＭＯに分類されるのは悲しい所。

ネトゲ業界で先行者利益を得たゲームの一つではあるが、
他に類を見ないシステムがあるため、運営が続いていると思われる。

ゲームの独創性に３点、
日本人ライクにバランスを調整したＧＭさんの努力に６点、
やっぱりこうなったかという運営会社の悪さに−２点。
後々まで運営する事を前提としていないゲームバランスシステムの構築に−１点。
(防御力は200点が最大で貫通部分以外の物理ダメージが100％カットになる等、無茶苦茶である。
当然、防御力200点は前衛が最終装備に近づくと実現される数値。
防御力180点と200点で受けるダメージが大体倍近くの差が出たりする。)