JUNKMETAL

プレイ期間＝オープンから終了まで

感想：
もう終了してから13年か。
検索したらこのサイトに当ったんで書き込み。

コンセプトは優秀で、
それまでも、そして今も無い。
FFどころかFKなんでもあり。
気に入らなきゃ味方でも撃っちまえな世界。
ただ、そのコンセプトの割には非常にバランスが悪い。

ショットガン。
数発で撃破できるのみならず、
相手にスタン効果を付与する等。
POF民自身が自ら使用を封じるプレイヤーも。

Mレーザー
Sレーザーは出力も弱く、
逆足折とか飛行グールの撃墜とかに使えたが、
Mレーザーは万能＋射程距離が長い。
つまりLMG（一般的な武器）の上位互換。

今更だが、
強い武器を出すのは一向に構わないのだが、
カウンターパーツが少ないから一方的な戦闘になってしまう。
スモークや盾装備も出来たので、
もう少しバランスに気を使ってほしかった。

他にもラグ偏差などシステム的にも問題点はあった。
が、個人的に終了に追い込まれたのは、
「日本人がFPSに向いてない。」
もしくは
「当時の日本ではFPSが受け入れられてない」
という言事だろう。

当時の日本製のMMOで日本人をターゲットにした他のゲームを見ると対人はほぼ無い。
もしくは対人の仕様がプレイヤーの要望で削られていた。
また、モラルモラルと言われてた時期でもあり、
日本では余り受け入れられないシステムであったのは確かだ。

本当に個人的にだが、
製作者はこのゲームに愛を持っていたのは凄く理解が出来る。
月額課金のみで、
後発のプレイヤーでもプレイヤースキルによって勝利する事が出来る。
これはMMOFPS（TPSだが）としてはもろ刃の剣ではあるが私は好みである。

MMO作品はどれも選考者有利やガチャ課金など、
つまりはバランス措置と言いつつも、
経営的側面が前面に押し出されたゲームばかりだ。
それを敢えて行わず、
ゲーム内もプレイヤーの自治に任せるなど、
野心作でもあり製作者や運営の愛は多分に感じられた作品ではある。

と言う事で、
自分としては高得点は付けたいものの、
バランスとシステムで減点で6点と言った所か。