ルーセントハート

プレイ期間＝現プレイ中
感想＝ここでレビューしている人達はまずMMORPGのゲーム性をまるで理解していない。
このルーセントハートというMMORPGは、一つ突出し結婚、恋愛システムを備え奇異な目で見られがちだが、本来MMORPGというのはこうあるべきなのだ。ゲームだから、ゲームだからと口を揃えるのは気味が悪い。
ゲームにもゲームジャンルくらいはある。ちゃんとMMORPGといったゲームジャンルなのに、なぜだろうただやみくもにやって楽しめればいい、と身勝手な感想を吐き出している。説明書も読まずにやって楽しめるはずがない。
MMORPGは、本来ならR-18、無法地帯、警察とマフィア勢力の激突など奇抜なことをたやすくやれてしまうようなゲームジャンルになっている。
運営が自分達の首を絞めているようで実はいちばん首を絞めているのは自分達だということに気づくべきだ。
こういう主張が激しくなり大多数を占めれば、生産されていくMMORPGにも大きな変化が起き凝り固まり、偏見を生んでしまう。負の連鎖が始まる。

ルーセントハートというMMORPGはそこまで酷いゲームではない。
そればかりか、現MMORPGの中でも際立ち屈指のクオリティを放っている。MMORPGとは何をするところか？それだけでもみつめていれば、意識が変わるはずだ。君だけがゲームの主人公ではない。

世界観もまたすばらしい。
神々との戦いを描いた世界観は幻想的なものに仕上がっている。
それでいながら、実際にみる街やマップは近代的で、最初に着く街ではなんとケーブルカーを目にすることになる。しかも乗れてしまう。

グラフィックは愛嬌があって素敵なほどに可愛らしい。
美麗とはいかないものの、凝っている。見た目からはよほど最新のものに手馴れていなければ古めかしさを感じさせない。
またエモーションも凝っており、動き一つ一つが繊細になっている。
結婚システムもある以上、大胆なエモーションも存在する。

現状のMMORPG界をみれば、ルーセントハートを批判したくなる気持ちは沸かないはずだが。