イースオンライン

プレイ期間＝１時間以下
感想＝「順位が低いからこそ案外穴場かもしれない」
そう考えて触ってみたが、穴場じゃなくて落とし穴だったという…。

３種族男女で６タイプ、種族別で２職業が選べるようだが、
フェイスタイプや髪形は２〜４種類と少なく、キャラメイクの幅は少ない。
グラフィックはそう悪くはないが、個性の幅はほぼないだろう。

昨今よく見かける「親切なチュートリアル」はなく、
一本道を進んでいくと、適度な距離でコメントが出る程度。
道中に水場があり、水面に映った木々などがそこそこ美しかったが、
移動がマウスオンリーで、操作面のコンフィグがまったくなく、
それでいて舞台が広いため「延々マウスポチポチ」「移動に退屈さを感じる」のが、
あちこちの声に出てる「遅さ」の最たる原因だと感じた。
(他のクリゲは舞台が狭いが故、どーもてきぱき動いてる錯覚を覚えるっぽい)
そして驚いたのが戦闘。技を使うと SE で声を出すのだが、
アニメ・ファンタジー系の「イース」には到底似合わない韓国系発音。
おまけに操作を間違えて Space を押したらジャンプしたのだが、
まるで香港のワイヤーアクション映画のような稚拙にして特大のジャンプ。
これがまたキャラクターにまったく合わなくて大爆笑。
ちなみに戦闘は突っ込んでスキルポチポチ押すだけのお子様仕様。
クエストの進行、終了の仕方もいまいちわからず、
「ダメな大量生産型クリゲの王道」を迷わず突き進んでる感がある。

一応イースのアレンジ版と思われる曲も聴けたが、あまりの稚拙さにアンインストール。
神懸かりな対戦とは比較にならないほどクソな Guildwars の RPG や、
発売から１０年近く経つ Diablo 、Diablo2 の方が余程ゲームとして楽しめる。
(尤も Guildwars の RPG は、そこらのチョンゲよか余程よく出来てるが)

Wizardry (エンパイア/エクス) といい、Thunder Force (�Y) といい、外部がいじると神作が簡単にゴミカスと化す一例。

ゲーム内容の時点で回避不能の０点。