スペルボーン

プレイ期間＝米鯖,CBT,OBT
感想＝再開したので点数を修正

・グラ、音楽
UE3を使った洋ゲー独特の濃いキャラグラ。
無理な人もいるでしょう。
世界観はダークファンタジーというか暗い印象。
音楽は自然音重視で派手さはありません。

・全てが独特の操作性・難易度は高い
最初にいっておくと、このゲームはTPS（FPS風にも出来る）の操作、戦闘なのでFPSに極めて操作が近いです。
クリックゲーに慣れている人にはかなり操作が難しいものとなっています。
（左手でWASD移動し右手で照準を付けドラムロールのスキルを選択して攻撃）
スキルはドラムロール制で、同じゲームは二つとなく、独特なものです。
ただ、スキルがそれほど多くなく使えるスキルが限定されているため、謳っているほどの戦略性は感じません。
また職によっては棒立ちのままスキル連打となるため、”テクニカルバトル”には程遠い動きになります。

・クエストは奥が深い
基本、クエベースで進めていきますが、「敵を何匹倒せ」といった他のゲームのクエに比べて、このゲームのクエストは非常に読み応えのあるものになっています。
特にクラン編になるとストーリーの奥行きが俄然増してきます。
クランという組織が5つあり、入ったクラン毎に全く違うストーリーが楽しめます。
ただ初期マップ（パリアメント）ではこの面白さがないため、ここで脱落するとこのゲームの面白さを味わうことが出来ません。

・日本版はひたすら改悪
本来はクエストも自分で謎を解きオブジェクトや人物を探す仕様でしたが、OBTでエキサイトが迷走を続けた結果クエスト対象のMob、人物等には全て全体マップでもマーカーが付けられ、自分で考える楽しみはなくなりました。
このため、ストーリーを追うだけのゲームと割り切る必要があります。

・総評
全てが独特の仕様、世界観で、よくあるクリックゲーに飽きた人、本格的な洋MMOをプレイしてみたい人にはお勧め出来ます。
操作、ストーリーそれぞれに独特の奥深さがあります。
「操作感がもっさり」とレビューで書いている人がいますが、それはコンシューマのアクションゲームと比較し過ぎだと思います。
個人的にこのゲームの”間”や操作感はもっさりというのではなく「リアルな感じ」に近いと思います。
（まあ、一度ダウンロードしてやってみれば分かります。）
特に、初期マップで見切りを付けず、クォーターストーン（第4のマップ）まで行くと面白さが広がってきます。
但し、日本版運営が迷走を続けているため、今後改悪が続くことは予想してプレイする必要があります。

個人的にミスティックストーン、AION、アルカディアサーガ、鉄鬼、AIKAと色々手を付けてどれも受け付けなかったため、スペルボーンを再開しましたが、やはりこのゲーム（操作とクエスト）が一番面白いと感じました。