アークサイン

プレイ期間＝2月初旬〜現在進行形
感想＝
　[ゲーム内容]
　傭兵を召還しつつプレイヤーは敵を倒す。何処へ行けどもそれである。攻撃型もいれば支援型、回復型など様々な傭兵がいるため攻撃型を囮にし、プレイヤーは卑怯にも無傷で敵を倒すことも可能である。支援型や回復型は半ば必須で、POT類の回復量が心もとないため常にそれらの傭兵は持ち歩く必要がある(盾持ち前衛は傭兵が無くとも序盤は無双可能である/敵の被ダメがほぼ1-10なため)。ちなみに評価であるが最初のクエストマップで傭兵システムに『してやられた』と感心した。50VS50程度の大人数バトル。次のボスマップでも数十人を召還し、大ボス1匹に立ち向かう。フィールドマップだけならばあまり高い評価をつけるつもりは無かったが、大人数召還は少々快感(失礼)なためプラス評価をつけさせて頂く(+3)。
　お使いクエストゲーとは言いきれない。確かにクエストの経験値は魅力的であるが報酬金銭が圧倒的に低く、金策をしなければ精錬は愚かスキルのレベルアップも出来ないため必然的に黙々とMOBを狩る必要がある。だがそれに関しても『掲示板』という1日最高25回出来るMOタイプのミッションのお陰で雑魚乱獲による収集品、または掲示板報酬のレアやコインと呼ばれる『金に換わるアイテム』など、特に金策にストレスは感じないためプラス評価。ミッションの難易度も選択出来るのはよい。レベリングも掲示板やクエストを行っているとガンガンあがっていくのでストレスは感じない。よってプラス評価(+2)

　[会話文]
　『いいえ』のはずが『なにそれこわい』。クエスト名が『リザードマンは大切なものを盗んでいきました』などと何かを意識したような言葉ばかりが目につく。サンタクロースの名前『アベしんぞう』は流石にどうかと思ったが今のところ、『次のMOBはどんな言葉を喋るのか？』『NPCはどんなアホなことを言ってくれるのか？』と楽しみにすら思えている。ただ一辺倒に駄文翻訳を行うMMOよりは好感が持てる。だがこれを鬱陶しいと思うプレイヤーもいるであろうから評価はしない。

　[萌え要素]
　男キャラの女装アバターや男の娘傭兵に尽きず、濡れたYシャツアバターやまるでボーカロイドのようなチアガールアバター。ユイ様のお言葉も含め萌え要素に突っ走っている。キャラクターもかわいくてよい。確か某MMOには葉っぱ1枚とかいうふざけたアバターがあるので、今後それを超えるアバターや装備、キャラクターが出ればプラス評価にしたい。ちなみにイラスト、敵マジシャンなどは相応にエロく(失礼)、男性プレイヤーである私は満足している。

　[目立つ欠点など]
　荒い3Dなのだが重い。何かしら重い。キャラの移動もクリックしてからヌルっと動くため少々違和感を感じる。公式サイトですら重いため『軽そう』というイメージは払拭されてしまった。ただ傭兵を出しまくっても重くならないあたり、どうも妙である。あとはMAPの自由度が低いところか。レベルがあがれば次のMAP、次のMAPなためまるでオフラインゲームをやっているようである。MMOである必要性が見られないので、よって総合的にマイナス評価(-2)。課金が高いこともマイナス評価(-1

　長文になったが総評として始まったばかりのゲームであるから今後に期待して+5。人も多く夜にはチャンネルが混雑になるなど、新規で始めるには丁度よい。総合7点とさせていただく。