ルニア戦記

プレイ期間＝3年弱
感想＝9月14日の大幅アップデートで「Re:Birth ZERO」と題し
システム、ステージ共に大きな改変がありました。

これ以前のルニアは敵のＨＰが少なく、こちらのスキル威力も高いので
簡単にソロでもクリアでき、ヌルゲーといわれていました。
実際そのとおりでした。しかしそのおかげで好きな装備でちょっとした遊びで楽しむことができたという要素もありました。

今度の改変でステージはすべて進行、敵の大幅な強化、装備品の変更
さらに３Ｄビューというステージの立体化ができるように。

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ステージ進行について
それまでは行くステージがかなり簡略化され、すぐ戦記→神話にいけてしまい、コンテンツの消化が早くすぐ飽きられるという問題がありました。
しかし敵が硬く、被ダメージが大きくなったことによりＰＴで進行する意味ができました。戦記だけに限っていえばこれはいいアップデートだと思います。これだけは。

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敵の大幅な強化について
スキルぶっぱなしだけで敵が死ぬ、コンボの必要がないといわれていたのが大幅に硬くなったことでコンボをする意味はできました。
しかし同時に「硬直率」という別のパラメータがが実装。

この硬直率というのが厄介で今までは普通に攻撃すれば浮いていた敵がなかなか浮かなくなり、さらにのけぞりもしにくくなるという事態に。
戦記ではあまり気にする必要がありませんが伝説、神話へ行くとかなり敵がのけぞらないというのを実感できると思います。

これのせいで一定以上の性能の装備品（最上級クラス）をつけなければまともに敵と戦うこともできなくなり、このゲームの最大の売りである
「コンボアクションゲーム」をすることすらできません。

結果、プレイヤースキルよりも装備品を揃えることが重要になり
ＰＴ人数が増えるほど敵が浮く、のけぞるをしにくくなるので基本的に全員同じ装備品をつけていなければただの邪魔者になってしまう。
初期のルニアもなかなかの高難易度でしたがここまで装備品で差がつくゲームではありませんでした。

ちなみに伝説の後半ステージのボスは超火力で挑んでも1ステージあたり
ボスだけで5分以上かかるほど硬いです。

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装備品について
大きくまとめて3パターン程度、その色違いでまとまってるのでステージが進むごとにかわる装備品を集めて楽しむという要素は減りました。
前途の硬直率により使える装備品はせいぜい2個か3個
本当にただ集めて眺めるだけの要素になってしまいました。

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３Ｄビューについて
見た瞬間だけは「おぉ〜」って感じもしますが
敵との距離感がつかみにくくなり、影も見えにくくなるので攻撃する位置がわかりにくくなるだけ。
要はただのハッタリです。逆にこれのせいでゲームがしにくくなるので
使ってる人はほとんどいません


とにもかくにも「硬直率」という要素がこのゲームのいいところをすべて殺してます。
最初はデビルメイクライ3のＤＭＤモードのように一定の攻撃をすると浮く、というシステムかと思っていたのですが、ただ浮くかどうかが確率になるというクソシステムでした。
おまけに浮いてもその確率が適用されているため浮いても攻撃中に落ちます。おかげでコンボがつながらずまったく楽しくない。
「敵が浮かないこともある」ではなく
「浮くこともある」「コンボがつながることもある」に変化。
最低限のシステムを楽しむために装備の超強化、廃課金が必要に。

他のゲームとは一線を画す、プレイヤースキルが重要なゲームだったはずなのに、気がつけばそこらのクリゲーと同じ課金で強さがきまるという独自の売りがないゲームになってしまいました。

他のゲームで課金ゲーをしていてちょっと飽きたからこれをやってみよう、と思っている方、結局これも課金強化ゲーになるのでそのまま今しているゲームを続けていたほうがいいです。

過去色々なアップデートで仕様変更がされてきましたが
これまでの内容の中で過去最悪だと思います。
ほんと、どうしてこうなった。

点数は今回のアップデート内容についての点数です。