CARTE（カルテ）

プレイ期間＝二ヶ月

感想＝大抵のゲームに飛びつく私ですが、すぐに飽きてしまう事がほとんどです。特に奥行きや深みの無いゲームは、三日も続きません。ですが、これはプレイ（対戦）するたびに新しい展開に出会えるので、いつまでも飽きずに続いています。カードの種類／総数も今では順調に増えて来ているので、これからどんなカードが追加されるのかも楽しみです。

　私は完全無課金でやってますが、この手のゲームがそもそも入手しにくいレアカードがなければ勝てないという事はなく、結局は知力を尽くしたプレイング勝負の問題なので、コレクター精神に旺盛な人だけが課金したらよいと思います。

　また、随時トーナメントが行われており、上を目指せるのがモチベーションの維持に役立つかもしれません。もちろん、知り合い同士でスカイプ等でだべりながらの、まったりプレイもかなり楽しい。

　ゲームデザイン的には、ＭＴＧ（マジック・ザ・ギャザリング）と類似しているように思えますが、このゲームは元からオンライン対戦を前提としているので、あちらさんのように根本ルールを覆すようなカードの存在によるシステムの構造的な不具合が見当たりません。

　悪い点としては、翻訳や対応のまずさでしょうか、致命的な部分に関しては修正が入ったようですが、やはりきちんとしたゲーム翻訳家を雇うべきだと思いました。その部分に関しては、これからの対応に期待したいと思います。
　あと、ごくたまにマナーの悪い人に出会いますが、それはオンゲならどこでも同じような事情だと思いますし、熱くなる対戦ゲームの宿命なのかもしれません。

　しかし何よりも素晴らしいのは、鑑賞に堪えうる高品質で秀麗なイラストの数々（特にお姉さん達が美しい）事と、今後も発展性のある基本的なゲームシステムでしょう。特にＭＴＧと比べて、どんなカードでもマナに変換することができ、自分の好みだけでカードを入れても手札で腐る事がないので、いわゆる土地事故などのフラストレーションがたまらなくて、非常によかったです。