ダークブラッド（DARK BLOOD）

プレイ期間＝cβ,正式始まってから10日ほど
感想＝個人的にこのゲームのアクションは好きです。ある程度爽快感はありますし、操作していて楽しいと思えるくらいには完成していると思います。BGMもよくも悪くも無くといった感じです。
現在31lvに到達し、無課金でプレイ中ですが、まったく支障なくプレイ可能でした。
このゲームの問題点を挙げるならば

・ダンジョンが流石に簡単すぎる
はっきり言って適正ユニークですらPTを組む必要がありません。(阿修羅ダンジョンは別です)
私自身アクションやこういう2D,ベルトアクションをいくつかプレイしているというのもあるかも知れませんが、通常ダンジョンで死んだ経験が一度もありません。回復も初期にもらった3、4個のポーションしか使用せず・・・　正直、ボス戦等でスリルやドキドキという感覚を味わうことはなかったです。
また、そのせいで武器の過剰強化など、自己満足、顕示欲を満たすコンテンツに手を出す気がまったく起きず・・・他のゲームならば最強火力目指すかーとなる所なのですが


・早すぎる過疎？
上記でPT不要と書きましたが、流石にネトゲでソロばかりでは味気ないのでPT募集を探すと、本当に正式が始まったばかりのゲームなのか？と思うほど募集が少ないです。
普通の募集が1,2個あればいいほうで、後は全て身内用PTだったこともありました(〜様の部屋と書かれていて、明らかにレベルが離れている養殖ペアだったり、ストレス消費がまったく同一同レベルのペアだったり。)
上記のとおり、ソロでもまったく問題なく進行できてしまうため、そもそもPT募集をする意味がない=PT募集しない、ということなのかも知れませんが、それにしても少なすぎるのでは・・・(時間帯はいわゆるゴールデンタイムの20~23時くらいです)


・酷すぎる翻訳
さすがに突っ込みどころ多すぎるやん？ってなるレベル
なんというか、誤訳というより、常に状況説明をしている口調でストーリー、会話が進行します。特に酷いのがダンジョン内でおこるちょっとした会話で、あまりにシュールすぎて友人と二人で爆笑してしまいました(悪い意味で)

あと、どう見てもキャラクターの絵と話しかけたときに発する声に、会話の感じが合致していなかったりします。
強気でちょっとギャルっぽい鍛冶屋の女の子(声もそういう感じ)が異様に礼儀正しい話し方をしてたり、ある子の魔術の師匠で厳格な雰囲気のおじいさんがクソ野郎どもめ！とかいっちゃったり...
最初のほうはストーリーもしっかり読んでいたのですが、途中から読む価値ねーなこれと判断してスペース連打してました。


・売りであるはず？のPvPの微妙さ
細かい読み合いもあまりなく、かなり大味な印象を受けました
私がやりこんでないというのも大きいでしょうが、ある行動に対しての別択が用意されておらず、しょーもない感じです
別のゲームのコンテンツを出すのもアレですが、アラド戦記の決闘のほうが遥かにできはいいです。


ここまで悪いことばかり書いてきた通り、全体を通してみるとこのゲームにあまりいい印象はありません。

特に翻訳は致命的で、誰一人として何か感じるキャラがおらず、クエストが本気で作業です。熱い展開も特になし。というか熱くできるはずの展開(師匠やある母親が死ぬだったり)が突然発生し、演出なども特になく、シュールな状況解説のセリフのみで終了するので、何がなんだかわかりません。もうちょっとどうにかできただろと。

後細かいところを言うと、NPCの表現の仕方が乏しすぎます
ついて来い的なモーションが攻撃モーションそのまんまだったり、びっくりしたりするモーションがダウンモーションだったり・・・専用モーション作ってあげろよ・・・とか思いました

異様に長くなりましたが
このゲーム、アクションとしてのゲーム性はそこそこよいものです。
☆5全てがこれに詰ってます。
ただ、その他の部分があまりに目につき過ぎたので大幅減。
コンテンツ不足なのも気になりましたが、あまり書きすぎるとアレなので、この辺で。