Dark Age of Camelot

プレイ期間＝10年近く
感想＝日本サーバーからのプレイヤー。
その後長い間続けて今現在は引退中。
今だからこそ評価を書いてみようと思う。

DAoCは対人型MMORPGにおいて一つの完成系と言える。
これ程までに完成された対人戦をメインとしたMMORPGは存在しない。
2001年に英鯖が稼動してから現在に至るまで多くのゲームがDAoCを参考に対人型MMORPGをリリースしたがどれもDAoCのレベルには到達出来ず、元開発者ですらそれを越える事が出来ない現状がある事からその完成度の高さは伺い知れる所だろう。

古いゲームだが2019年現在でもサービスは続いている。
対人をメインとしている事が要因となっているのか完全なF2P化も行われずに月額課金ゲームとしてサービスが続いているというのは驚異的だ。

だが過疎化の波は年々大きな波となって押し寄せ、正直現在のDAoCでまともなゲームは楽しめないかもしれない。
ここにきて新拡張、限定的なF2P化等の発表があるのでこれによってどこまで持ち直せるかが今後のゲームの存続に大きく影響してくるだろう。

対人は大きく分けてZerg戦(大規模戦闘)とFG戦(8人vs8人)、そしてステルサーによるソロ戦闘の3つに分類されるがシステム上でそれらを区別している訳ではなくプレイヤー自身で遊び方を選択する事になる。

zerg戦は展開によっては100人以上の規模になる事もある大規模な戦闘が楽しめる。

FG戦はzerg戦とは違い8人同士の対戦を楽しむ事が出来るので腕に自信のあるプレイヤーに好まれる傾向にある。

ソロ戦は基本的にステルサー同士の戦いになるが、これもシステム上で決まっている訳ではなくステルサーでなくてもソロの戦闘を楽しむ事は可能である。

戦場となるマップは専用に用意されたNF(New Frontiers)で行う事になる。
DAoCの対人において大きな特徴の一つになるのがこのNFの存在だろう。
前述した様にシステム上で明確に戦い方が決められている訳ではないので、このNFというマップ上でプレイヤーは「遭遇戦」という形で敵と相対する事になるのである。

例え同人数での戦闘中でも沢山のプレイヤーが次々に戦闘に加わればzerg化する事も少なくなく、DAoCの対人は常に可変なのである。
その上でソロ同士の対人を「同じマップ上」で楽しむ事が出来たりと戦い方に縛りが無いというのが大きな特徴だろう。

FG戦による同人数での緊張感のある戦いに加えて大規模な戦闘も楽しめ,
尚且つ1対1のガチ戦闘が楽しめるMMORPGは他にあるだろうか？

尚、大きな勘違いをされている方がおられるようだが8vs8のFG戦で俺tueee等は絶対に出来ない。
何故なら俺tueeeしたい場合はzergでひき殺した方が遥かに楽だからである。


今後何かの縁でDAoCに触れる機会があった場合は是非ともプレイしてみて欲しい。
対人がメインである以上敷居は決して低いゲームではないがプレイしといて損は絶対にないだろう。